- このイベントは終了しました。
No.23-121 第54回トワイライトセミナー 航空機における機械安全を考える-御巣鷹山事故からの安全進化
2023年11月21日 18:00 - 19:30
開催日 |
2023年11月21日 (火) 18:00~19:30 |
会 場 |
長岡技術科学大学 東京サテライトキャンパス+オンライン(Zoom) |
主 旨 |
当部門では産業機械,化学機械に必須である機械安全に関する学術面からの研究・提言,産業界における実践・研究など,機械安全のあるべき姿を追求している.航空機の安全を考えるうえで,日航ジャンボ機の御巣鷹の尾根への墜落事故抜きでは語ることができない.過去の事故を教訓に,今を生きる機械設計者や機械に携わるエンジニアが,事故を未然に防ぐためには何に着目してどうしていくべきかを問い直す機会として今回のセミナーを企画した. |
講演要旨 |
1985年8月12日に起きたJAL123便羽田発大阪行B-747型機の御巣鷹の尾根への墜落事故では乗員乗客合わせて520名の尊い命が失われた.この事故の経緯,原因を改めて振り返り事故発生の原点に立ち返るとともに,それから38年経った今,航空機の安全に対する取り組みはどのように進化してきたのかを紹介する. 一つの機械製品に対する安全を考えるうえで,設計視点からの安全(安全をどう確保して設計するか),出来上がった製品の運用,保守・点検(安全を維持するためにどういう部分を注力して見ていくのか,見落としが起こらないようにするにはどのような手立てが必要なのか)など,設計時点のみならず,使用後(運用後)も継続して安全性を低下させないアクションが必要である.本セミナーではこのようなアクションとして,何がどのようなことがなされているのか,航空機を例に紹介し,広く一般機械に応用するにはどうすべきかを考えていく. 機械エンジニアが様々な角度で安全を考え、設計,運転、保守・点検を行っていくことは,将来どのような新たな機械が登場しても,機械安全を考えていくうえで必須の行動である.このような広い視野を持つために日頃からどのような取り組みをしていくべきか,考えるきっかけとして聴講いただきたい. |
講 師 |
森本 則文 氏(元日本航空安全啓発センター長) |
定 員 |
長岡技術科学大学東京サテライトキャンパス会場:20名 オンライン受講:80名 |
参加費 |
長岡技術科学大学東京サテライトキャンパス会場: 正員:1500円 会員外:3000円 学生員:無料 一般学生:500円 オンライン受講: 正員:1000円 会員外:2000円 学生員:無料 一般学生:500円 ※参加費は全て税込み価格です.本会の消費税の取り扱いについては,「よくある質問」をご参照ください. ※参加費は全て税込み価格です.本会の消費税の取り扱いについては,「よくある質問」をご参照ください. |
申込方法 |
下記に記載の注意事項を予めご一読の上,Peatixでのお支払いをお願いいたします. |
お申込の際の注意事項 |
※必ず前日までに機材の事前準備と動作確認をした上でご参加下さい.
|
聴講料の支払いについて |
|
問合せ先 |
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階 一般社団法人 日本機械学会 産業・化学機械と安全部門(担当職員 中嶋) 電話:03-4335-7614 E-mail:y.nakajima@jsme.or.jp |
報告書 |
第54回トワイライトセミナー実施-報告書_rev0.pdf |