行事一覧2001>No.01-25 講習会 特別セミナー「最近の廃棄物処理技術」

講習会

No.01-25 講習会
特別セミナー「最近の廃棄物処理技術」

(環境工学部門 企画)
協賛 廃棄物学会(予定)

開催日

2001年6月8日(金)

会 場

発明会館ホール
東京都港区虎ノ門2-9-14
電話(03)3502-5499
地下鉄銀座線「虎ノ門」駅3番出口徒歩約5分
ホームページ:http://www.bekkoame.ne.jp/ha/id25154/

趣 旨

 廃棄物の処理技術として,最近は焼却だけでなく,ガス化溶融,RDF,バイオガス化など処理方法が多様化してきています.さらにダイオキシン対策などの公害対策の進歩,また容器リサイクル法が制定されたことによるリサイクルの促進などが見られます.本セミナーでは,廃棄物処理技術の中のトピックス的な内容を取り上げ,それぞれの技術の背景,内容,今後の展開などを,企業の第一線に立っている技術者や大学の先生にやさしく解説していただき,質問を交えディスカッションを行います.企業の技術者,研究者,コンサルタント,自治体など,廃棄物処理にかかわっている方々など幅広く参加されることを期待します.

題目・講師

総合司会 石川島播磨重工業(株)
環境プラント事業本部 部長代理 鈴木明郎

9.30〜10.30/(1)廃棄物処理の体系

今までの廃棄物処理の変遷と現状の体系化および本日のテーマの位置付けについて説明します.
日本鋼管(株) 環境エンジニアリング本部 主幹 坪井晴人
三機工業(株) 環境システム事業部 環境施設部 副部長 高橋君夫

10.30〜11.30/(2)熱分解ガス化溶融炉

ごみ熱分解ガス化溶融システムの各方式についての機構,特徴,運転実績について紹介します.
三井造船(株) 環境事業本部 技術開発部 課長 杉本富男(株)荏原製作所 環境プラント事業統括 基本設計第1部長 高橋孝一

11.30〜12.30/(3)次世代ストーカー炉

酸素富化などにより燃焼改善をし,次世代をめざしたストーカー炉技術について試験結果を含めて紹介します.
三菱重工業(株) 環境装置技術部 企画開発グループ長 奥野 敏
日立造船(株) 環境プラント事業本部プロセス機器部 部長代理 遠山一廣

13.30〜14.30/(4)循環流動床炉

循環流動床炉を利用したRDF高効率発電および汚泥焼却技術について機構,特徴,運転実績を紹介します.川崎重工業(株) 環境装置事業部技術2部 尾藤俊文月島機械(株) 環境エンジニアリング3部 上村敏雄

14.30〜15.30/(5)バイオガス化

生ごみをメタン発酵させてバイオガスを回収し,これを燃料としてエネルギー利用する技術について紹介します.
(株)タクマ 新エネ・環境本部 EE推進部長 益田光信(株)クボタ 環境施設事業本部 環境研究部 係長 小松敏宏

15.45〜16.45/(6)ダイオキシン対策技術

ダイオキシンの生成分解機構,ごみ焼却施設の排ガス,残さ対策技術と今後の課題について紹介します.
関東学院大学教授 工学部建築設備工学科 川本克也
石川島播磨重工業(株) 技術開発本部 環境開発部 課長 西野順也

16.45〜17.45/(7)容器リサイクル法対応技術

リサイクル全般および廃プラスチックを分別収集し,リサイクルする技術について紹介します.
新日本製鉄(株) 技術統括部 担当部長 近藤博俊
新明和工業(株) 環境システム事業部 部長 井上 護

17.45〜18.00/(8) 総括

廃棄物処理技術全体を整理し,将来の動向について説明します.
東京都環境科学研究所 廃棄物研究室 主任研究員 占部武生