No.11-112 講習会「魅力を設計する」〜化粧品から自動車まで〜 |
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協賛(予定) |
エネルギー・資源学会,化学工学会,空気調和・衛生工学会,計測自動制御学会,資源・素材学会,システム制御情報学会,自動車技術会,精密工学会,ターボ機械協会,電気学会,日本エネルギー学会,日本LCA学会,日本化学会,日本ガスタービン学会,日本感性工学会,日本計算工学会,日本原子力学会,日本建築学会,日本航空宇宙学会,日本工作機械工業会,日本工作機器工業会,日本材料科学会,日本信頼性学会,日本設計工学会,日本船舶海洋工学会,日本デザイン学会,日本人間工学会,日本燃焼学会,日本VR学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本フルードパワーシステム学会,日本流体力学会,日本冷凍空調学会,廃棄物資源循環学会,ヒューマンインタフェース学会 |
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開 催 日 |
2011年10月31日(月) |
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会 場 |
首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス 〔〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 |
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趣旨 |
ものづくりが価格競争に陥らないためには,ユーザーの感性や心理を的確にとらえ,期待を超える魅力的な製品やサービスを打ち出す必要があります.しかし,魅力を感じる人の感性や心理は,主観的でとらえどころがなく,設計指針の意思決定や代替案の評価が属人的,恣意的になされることも希ではありません. |
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◆題目・講師◆ |
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司会:柳澤秀吉(東京大学) |
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10.00〜11.00 |
/「はじめに」感性の多様性に潜む魅力 |
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何を魅力に感じるかは,個人の感性に依るところが大きい.感性は個人によって異なり,成熟化・国際化が進む今日においてはその多様性のすそ野は広がりつつある.さらに,個人の感性は,新しい情報や経験によって変化しうる.言い換えれば,外在化していない感性が潜在する.本講演では,なぜ,今,魅力の設計なのかについての背景を概観したのち,感性の多様性を的確に捉える方法と,その情報を利用して潜在的な感性を抽出する方法について説明する. |
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東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 講師 柳澤 秀吉 |
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11.00〜12.00 |
/「感性価値管理手法としてのPerceived Quality」 |
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従来の品質管理では難しかった「感性的な魅力」の管理について,すでに10年間の実務で成果をあげているPerceived Qualityの乗用車開発への適用事例を取り上げ,その具体的な方法論及び仕組みについて紹介を行う.そして,品質管理分野に於ける位置付けと今後の発展性についても解説する. |
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日産自動車梶@デザイン本部 パーシブド・クオリティ部 シニアスタッフ 片岡 篤 |
12.00〜13.00 |
/昼食・休憩(60分) |
13.00〜14.00 |
/「期待のスイッチ」Expectology―不安を期待へと紡ぐデザインプロセス |
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魅力とは期待以上への予感や予測を指す.未来に起きるであろう事を意識しはじめた瞬間から,不安という心の動きにスイッチが入る.魅力は常に心理的に不安な要素を包含し,同時に意外性を期待している.魅力を紡ぎ出す新しいデザイン理論Expectology(期待学)の論理と製品開発等における実践的な応用性について紹介する. |
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東京大学 デザインイノベーション社会連携講座 特任教授 |
14.00〜15.00 |
/「安心・快適・わくわく感の測り方」 |
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安心感・快適感・わくわく感は,物質的な豊かさではなく精神的な豊かさを求める21世紀の社会の新しいパラダイムにおいて極めて重要であると考えられる.しかし,それを定量的に計測しようという試みはあまり多くない.今回は,インタラクティブシステムのわくわく感を,アンケートや生体信号を利用して計測しようとした研究事例や,さらに人をわくわくさせる「かわいい人工物」の研究事例について紹介する. |
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芝浦工業大学 工学部 情報工学科 教授 大倉 典子 |
15.00〜15.10 |
/休憩(10分) |
15.10〜16.10 |
/「化粧品的魅力設計の一考察」 |
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化粧品は社会学的,人文学的,さらには自然学的な側面をもつ文化的製品である.多面的な中,本講演では皮膚科学的魅力についてホメオスタシスの維持・逸脱の観点から老化と関連づけて論じる.特に顔面の色素沈着の存在は美学的に忌み嫌われる現象であり,本非均一性に対する考え方を解説したい. |
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シャネル リサーチ&テクノロジー日本研究所 所長 安藤 信裕 |
16.10〜17.10 |
/「チャンス発見のためのコミュニケーション 〜 遊びと喧嘩は江戸の華 〜」 |
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本稿ではまず,2000年頃から筆者らが取り組んできたチャンス発見学とそのビジネス適用事例を起点として紹介し,さらに近年,独自のデータ可視化手法を取り入れながらビジネスシナリオの提案と評価をやりあう会話の場「イノベーションゲーム」とその導入事例を挙げる.チャンス発見を要する組織活動に携わる人々のコミュニケーションにとって適度な衝突と遊び心が必要であることを述べる. |
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東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻 教授 大澤 幸生 |
定 員 |
50名,申込先着順に定員になり次第締め切ります. |
聴 講 料 |
会員10 000円(学生員5 000円),会員外15 000円(一般学生7 500円),いずれも教材1冊分代金を含みます.協賛団体会員も本会会員と同じ取扱いといたします.
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教 材 |
教材のみのご希望の方,また聴講者で教材を余分にご希望の方は1冊につき会員2000円,会員外3 000円で頒布いたしますので,開催前に代金を添えて予約申込み下さい.講習会終了後発送いたします.講習会終了後に教材の販売はいたしません.入手ご希望の方はぜひ講習会にご参加下さい.
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申込方法 |
申込者1名につき,行事申込書( http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm )に必要事項を記入いただくか,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm)からお申し込み下さい. |
〔担当職員〕 |
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階 (社)日本機械学会 設計工学・システム部門(担当職員 田中 克) 電話(03)5360-3500/FAX(03)5360-3508/E-mail: tanaka @ jsme.or.jp |