No.09-39 講習会「省エネ・省資源で競争力を磨く −3R設計の実践−」
(設計工学・システム部門 企画) |
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協 賛 (予定) |
エネルギー・資源学会,化学工学会,空気調和・衛生工学会,計測自動制御学会,資源・素材学会、システム制御情報学会,自動車技術会,精密工学会,ターボ機械協会,電気学会,日本エネルギー学会,日本化学会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,日本原子力学会,日本建築学会、日本航空宇宙学会,日本工作機械工業会,日本工作機器工業会,日本材料科学会,日本設計工学会,日本船舶海洋工学会,日本燃焼学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本フルードパワーシステム学会,日本流体力学会,日本冷凍空調学会,廃棄物資源循環学会,日本LCA学会, エコデザイン学会連合,製造科学技術センター |
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開 催 日 |
2009年 6月 8日(月) |
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会 場 |
東京大学 11号館講堂 〔〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1/電話(03)3812-2111(代)/地下鉄南北線「東大前」駅徒歩1分〕詳しくは下記のWebをご参照下さい. |
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http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_12_j.html |
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趣 旨 |
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いま我が国の製造業は,二酸化炭素排出量削減やエネルギー・資源価格の高騰へ対応するため,よりいっそうの省エネ・省資源化を進めなければならない状況にあります.その一方で,日本の優れた省エネ・省資源化技術は製品や企業の国際競争力強化につながっています. 本講習会では,日常の開発設計目標であるエネルギー損失や製品・部品重量の低減からさらに視野を拡げ,より上位のシステムの現状や製造プロセスの省資源化,物質と組み合わせたエクセルギー新評価指標の応用、グローバルな資源問題の動向などから,革新的な3R設計のヒントを得ることを狙いとして,大学,企業において研究の第一線でご活躍の研究者を講師に招き,「省エネ・省資源で競争力を磨く −3R設計の実践−」について分かりやすく教示していただきます.さまざまなアプローチを学べる良い機会ですので,これから3R設計に取り組まれる方ばかりでなく,すでに同分野で活動されている方々のご参加もお待ちしております. |
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◆題目・講師◆
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司会:増井慶次郎((独)産業技術総合研究所) |
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10.00〜11.00 |
(1)「コプロダクションによる物質・エネルギー環のグランドデザイン」 |
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環境制約と資源制約を克服するためには,コプロダクションのようにエネルギーの高度有効利用を図るとともに,物質とエネルギーの生産体系を見直し,物質とエネルギーが生産−利用−再生という環を循環する持続型社会を構築する必要がある.ここでは,エネルギーの有効利用の評価指標であるエクセルギーの考え方について紹介するとともに,物質・エネルギー環のグランドデザインについて解説する. |
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東京大学 生産技術研究所 教授 エネルギー工学連携研究センター センター長 堤 敦司 |
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11.00〜12.00 |
(2)「省エネ施設の現状と今後の展望」 |
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工場環境負荷は製品製造に投入される資源・エネルギーばかりではなく,空調や照明など間接的負荷が非常に大きい.これまで実施してきた施設情報化などの現状を紹介するとともに,省エネ実現のための展望について設備設計・管理の立場から解説する. |
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清水建設(株) 情報ソリューション本部 本部長 谷岡
雄一 |
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12.00〜13.00 |
昼食・休憩(60分) |
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13.00〜14.00 |
(3)「都市鉱山 −新資源国としての日本の可能性−」 |
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資源リスクが高まる中,Secondary Stockと呼ばれる使用済み素材を資源として活用する都市鉱山の可能性が注目されている.その可能性を「鉱脈」にしていくには技術,システムでの新たな取り組みが必要であり,その可能性と課題の所在について述べる. |
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(独)物質・材料研究機構 材料ラボ ラボ長 原田
幸明 |
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14.00〜15.00 |
(4)「製品の環境適合設計評価」 |
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製品を開発し提供していく上で、製品の設計,製造,使用,廃棄,回収といった製品ライフサイクル全体にわたる環境配慮を実施することが重要であり,その方向性を大きく決める設計段階での環境適合設計評価について解説する. |
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(株)日立製作所 生産技術研究所 生産システム第一研究部 主任研究員 並河 治 |
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15.00〜15.10 |
休憩(10分) |
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15.10〜16.10 |
(5)「インクジェット技術による省資源・省エネルギー製造プロセス」 |
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インクジェット技術は,必要な場所に最小のエネルギーで必要な量の材料を滴下する事が可能な技術である.この特性を利用したインクジェット技術によるものづくりと,その将来について解説する. |
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(独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 スーパーインクジェット連携研究体 体長 村田
和広 |
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16.10〜17.10 |
(6)「リサイクルプロセスと連携した製品設計」 |
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電気製品のリサイクルプラントにおける回収素材の品質向上技術開発と,それに基づく製品適用事例やDFE評価ツールについて解説する. |
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三菱電機(株) リビング・デジタルメディア技術部 技術担当部長 藤崎 克己 |
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定 員 |
80名,申込先着順に定員になり次第締め切ります. |
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聴
講 料 |
会員20 000円(学生員10 000円),会員外30
000円(一般学生15 000円),いずれも教材1冊分代金を含みます.協賛団体会員も本会会員と同じ取扱いといたします. 参加券送付の都合上,開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕のある場合に,当日支払で受付いたします.なお,聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.昼食は各自でお取り下さい. |
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教 材 |
教材のみのご希望の方,また聴講者で教材を余分にご希望の方は1冊につき会員2
000円,会員外3 000円で頒布いたしますので,開催前に代金を添えて予約申込み下さい.講習会終了後発送いたします. *講習会終了後に教材の販売はいたしません.入手ご希望の方はぜひ講習会にご参加下さい. |
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申込方法 |
申込者1名につき,行事申込書(
http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm )に必要事項を記入いただくか,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm)からお申し込み下さい. |
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〔担当職員〕 |
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階 (社)日本機械学会 設計工学・システム部門 2009年3月末日まで(担当職員 遠藤 貴子) 電話(03)5360-3504/FAX(03)5360-3507/E-mail: endo@jsme.or.jp 2009年4月から(担当職員 田中 克) 電話(03)5360-3500/FAX(03)5360-3508/E-mail: tanaka@jsme.or.jp |
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