2008年6月16日(月)から6月18日(水)の3日間にかけて,韓国・済州島のHaevichiホテルを会場に標記シンポジウム(The 5th China-Japan-Korea Joint Symposium on Optimization of Structural and Mechanical Systems:CJK-OSM5,日本機械学会設計工学・システム部門共催)が開催された.日本,中国,韓国をはじめ6ヶ国から150名以上が参加し,3件の基調講演と29セッション 100件以上の構造最適設計に関する研究を中心にした講演が行われ,活発な討論が繰り広げられた.日本からは日本機械学会,土木学会,日本建築学会,日本航空宇宙学会,日本計算工学会などの関係者41名が参加した.講演内容では,形状最適化やトポロジー最適化など,構造最適設計に関する講演が多くあった一方で,多目的最適化や近似最適化など,最適化そのものに焦点を当てた講演も数多く行われた.本シンポジウム講演者の中からYoung Scientist Awardが3名選ばれ,日本からは京都大学の泉井一浩先生がその栄誉に浴された.講演会最終日に開催されたバンケットで,第6回シンポジウムCJK-OSM6を2010年に日本の関西地区で開催することを期して散会した.開催にご尽力いただいた先生方,参加された皆様に感謝申し上げ,報告とします.
CJK-OSM5日本側組織委員会代表 山崎 光悦(金沢大学)
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