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機械力学・計測制御部門表彰内規
1.部門表彰内規の制定
機械力学・計測制御部門は部門活動の活性化をはかる一環として,部門表彰規定を制定し,大別して部門賞と部門一般表彰の2種類顕彰を定める。賞の選考を円滑にするために,次のように選考に関する内規を置く。
2.選考委員会の設置
オーディエンス表彰を除く賞の推薦業務は,部門規定および部門一般表彰規定に定める推薦の方法によって表彰委員会が行う。表彰委員会は,原則として運営委員の中から選考委員を選出・委嘱して選考委員会を編成するが,必要に応じて運営委員以外の適任者に選考委員を委嘱することができる。ただし,選考委員は受賞候補者以外とする。選考委員会の編成時期は,各賞候補者推薦の終了直後とする。
オーディエンス表彰の選考業務は,機械力学・計測制御部門主催の講演会,シンポジウム並びにコンテスト等の実行委員会が選考委員を選出し,選考委員会を編成して行うものとする。
3.部門賞の選考基準,受賞者数
3.1選考基準
(1)部門功績賞:部門の発展,活性化に顕著な業績のあった個人が対象であり,顕彰対象者は原則として会員とするが,特に年齢の制限は設けない。
(2)部門国際賞:部門に関連する分野の国際的学術の発展に寄与,または国際交流に業績のあった個人が対象であり,特に会員・非会員および年齢の制限は設けない。
(3)学術業績賞:部門に関連する分野の学術・出版などの業績が顕著な個人が対象であり,機械学会論文集が1論文を評価するのに対して,総合化・系統化された業績を評価する。教育・研究に寄与する優れた出版物も有力な選考資料となる。顕彰対象者は現役の会員であることを原則とし,選考に際しては参考資料を求められることがある。
(4)技術業績賞:当該分野に関連する技術開発・システム開発などの業績が顕著な個人が対象であり,顕著対象者は現役の会員であることを原則とする。選考に際しては論文・特許などの参考資料を求められることがある。
(5)パイオニア賞:当該分野の萌芽的研究,学術の発展性が顕著と認められる36歳以上の個人が対象であり,新分野を切り開いた論文や業績が評価される。選考に際して業績に関連する資料の提出を求められることがある。
3.2受賞者数
部門賞5賞から,各年度ごとに日本機械学会部門賞通則第5項に基づく人数以内を表彰する。同一の賞に顕著な業績の受賞候補者が集中する場合は,その賞の顕彰枠は2名を限度とする。
4.部門一般表彰の選考基準,表彰者数
(1)オーディエンス表彰:当該年度の機械力学・計測制御部門主催の講演会・シンポジウム・コンテスト等において高い評価を得た個人が対象であり,表彰件数は講演件数100件に対して1件を目安とする。
(2)部門貢献表彰:特定の部門の諸活動に関して顕著な成果を挙げ,貢献した個人または団体が対象であり,表彰者の年齢及び表彰者数は特に規定しない。
5.本内規の変更
この内規を変更しようとするときは,機械力学・計測制御部門運営委員会の審議を経なければならない。
付則
1.この内規は平成5年7月20日運営委員会承認制定。
2.この内規は平成8年4月1日運営委員会承認改正。
3.この内規は1998年3月30日運営委員会承認改正。
4.この内規は2005年3月26日運営委員会承認改正。
5.この内規は2007年3月26日運営委員会承認改正。