フォーラム「最近の計測の話題から ━不確かさと先端計測━」


日時】 9月5日(火)13:0017:35

会場】 第7室

【企画担当】 先端計測研究会(梅田 章(計量研究所))

1)13:0013:45

題目:計測の不確かさ解析

講演者:宮内 敏雄(東京工業大学工学部機械宇宙学科)

概要:計測の不確かさ解析について,ASMEの取り組みを中心に解説する.また,日本機械学会の取り組み,ISO国際文書「計測における不確かさの表現ガイド」についても言及する.

2)13:4514:15

題目:流量計校正装置の不確かさ

講演者:小川 胖((株)オーバル)

概要:流量計測機器の不確かさの現状および計量研究所と共同で行ったオーバル社内 に設置した流量校正装置に関する不確かさ解析の結果について,報告する.

3)14:2515:25

題目:計測器の校正における不確かさについて ---事例研究---

講演者:片桐拓郎,嶺久一,橘田淳一郎,片山 誠(日本品質保証機構)

概要:計量器の校正における不確かさについて,その算出方法と算出結果を解説する.計測の量として,湿度計測,質量計測,長さ計測,風速計測のうちから,2〜3量について事例を中心に検討する.

4)15:2515:55

題目:ウェーブフォームジェネレータによる車載式計測装置の性能チェック

講演者:福田亜弘

概要:自動車衝突時のデータ収録装置として「車載式計測装置」が使用されている.その性能チェック装置として「ウェーブフォームジェネレータ」が使用されている.衝突に関する規格とウェーブフォームジェネレータによる性能チェック方法について述べる.

5)16:0516:35

題目:ディジタル補聴器と計測技術

講演者:小野隆彦(小野測器)

概要:老人性難聴である感音性難聴を克服する補聴器のために用いられている音声信号処理技術を解説し,それらを用いたディジタル式補聴器について述べる.

6)16:3517:05

題目:小型地震センサにおけるリアルタイム地震動計測技術

講演者:古川 洋之(山武)

概要: 制御用途に用いる地震動計測値においては種々の方法が提案されているが現在のところ確立された計測方式が存在しているとはいえない.今回はその方式の一つであるSI(Spectral Intensity:地震動による構造物の被害指標)値と,小型地震計用に開発したリアルタイムSI値演算アルゴリズム及びその効果について講演する.

7)17:0517:35

題目:磁気ディスク装置における先端計測・分析技術

講演者:田中秀明(() 日立製作所ストレージシステム事業部ディスク装置開発部)

概要:近年の磁気ディスク装置では,磁気ヘッドの浮上隙間,位置決め精度,表面粗さ等nmオーダの計測/制御技術が必須となっている.他にも装置内のコンタミネーション計測等,最新の計測・分析技術について紹介する.


[D&D 20000 Homepage|D&D2000 開催案内|プログラム一覧表へ]