日本機械学会 最適化シンポジウム2022(OPTIS2022)
講演プログラム
会場マップ
タイムスケジュール:最終版(10/20版)
講演プログラム:最終版(10/20版)
特別講演
11月12日午後
講師
:
杉原 厚吉
氏 (明治大学 先端数理科学インスティテュート研究特別教授)
講演タイトル
:奥行き錯視の仕組みと不可能立体の設計原理
概要
:
物理的に実在するのにその振る舞いがありえないと感じる不可能立体の多様なバリエーションを観察しながら、錯視が生まれる数理的な仕組みと,それに基づいた不可能立体の設計法を紹介する.さらに,この錯視が立体の本当の形を知った後でも消えないという視覚の性質が,私たちが生きるうえでどのような意味を持つかについても一緒に考えてみたいと思う.
(作品の展示あり)
11月12日午後
講師
:
川畑 文昭
氏 (日本折紙学会 評議員)
講演タイトル
:折り紙の最適化を考える
概要
:
日本の伝統文化折り紙は,紙を折って出来る形を何かに見立てる遊びでもある.多くの作品が試行錯誤的に生み出されてきたが,1980年頃より登場した折紙設計手法が折り紙の世界を一変させ,現在も造形レベルは驚くべき進化を遂げている.しかしながらこの折り紙設計で得られた造形は折り紙が本来もつ美しさを損なってしまう場合があり,この両者をいかに両立させるかが,折り紙の最適化の課題でもある.
(作品の展示あり)
鏡に映すと姿が変わる変身立体「巣に帰る」
(杉原 厚吉 氏提供)
リュートを弾く天使
(川畑 文昭 氏提供)