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オーガナイズドセッション
OS1:実験力学と計測技術
Experimental Mechanics and Measurement Techniques |
森田康之(名古屋大) 米山 聡(青山学院大)
足立忠晴(豊橋技術科学大) 加藤 章(中部大)
坂上賢一(芝浦工大)
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複雑化する各種現象の理解,材料特性の評価,さらには実構造物の検査などには実験・計測・データ解析手法の発展が不可欠となる.本OSでは,実験力学分野における先端的な計測技術と,その手法を用いた各種問題へのアプローチについての情報交換を行う.
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OS2:非破壊検査と構造モニタリング
Nondestructive Evaluation and Structural Monitoring
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阪上隆英(神戸大) 井上裕嗣(東京工大)
水谷義弘(東京工大)
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設備,機器,装置,製品などの安全性・健全性の維持管理は年々重要性を増しており,そのための基礎技術である非破壊検査・評価と構造モニタリングについては更なる高度化が求められている.本OSは,これらに関する最新の研究・技術開発成果はもちろんのこと現場応用事例をも含めた情報交換の場を設けることにより,この分野の発展に資することを目的とする.
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OS3:ゴムの材料力学
Mechanics of Rubber Materials
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井上裕嗣(東京工大) 大沢靖雄(ブリヂストン)
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機械構造物に広く活用されているゴム製品やゴム材料の材料力学に関して,破壊,トライボロジー,非破壊検査法,材料特性の計測と構成則,計算力学の応用を含めて幅広い分野からの研究発表を募集する.研究者の交流と議論の場を設けることで,研究の発展へ資することを目的とする.
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OS4:異分野の研究に耳を傾けよう!材料力学における融合セッション
Shall we learn from researches in interdisciplinary fields? Fusion session of Material Mechanics
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西田政弘(名古屋工大) 渡辺圭子(立命館大)
山田浩之(防衛大学校) 樋口理宏(金沢大)
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近年の機械構造物,インフラ設備等における安全設計では,多種多様な分野が複合した設計指針が必要となり,個々の分野が発展しても適用させることは難しい.そこで,前回に続き,材料力学という枠組みにおいて,研究者が一つのセッションで分野の枠を超え,さらにランダムに発表することにより,異分野の研究に学び,新たな研究のヒントや刺激,新展開を見出すセッションを企画します.
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OS5:材料の疲労挙動と損傷評価
Fatigue Behavior of Materials and Cumulative Damage Evaluation
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政木清孝(沖縄工業高専) 曙 紘之(広島大)
塩澤大輝(神戸大) 柿内利文(岐阜大)
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大型発電施設からマイクロマシンまで,機械構造物の安全性確保のためには,それらの機器を構成する材料の疲労強度や疲労き裂進展機構など,疲労挙動を把握しなければならない.さらに実機では,一般的な疲労挙動のみでなく,疲労にともなう累積損傷の検出や定量評価も重要な研究課題となる.そこで本OSでは,材料の疲労挙動と損傷評価に関する議論を行う.
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OS6:供用エネルギー及び化学プラント機器の経年変化と健全性評価
Evaluation on Aging and Structural Integrity for Energy-related In-service and Chemical Components
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北条公伸(三菱重工業) 高橋宏治(横浜国大)
渡邉 豊(東北大) 齋藤利之(東芝)
堂崎浩二(日本原子力発電) 三浦直樹(電力中央研究所)
宮崎克雅(日立製作所)
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発電機器などのエネルギー及び化学プラント機器においては,機器材料の経年変化による劣化現象を解明して評価技術として確立し,これを安全かつ合理的な保全・運転管理等に反映させることが重要である.本OSでは,各種経年劣化事象のメカニズム,破壊力学等に基づく亀裂評価,実機構造物への適用性評価,維持規格などの規格基準への反映などについて,最新の成果・知見を情報交換し,議論することを目的とする.
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OS7:HCP金属の実験力学と計算力学
Experimental Mechanics and Computational Mechanics of HCP Metals
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只野裕一(佐賀大) 浜 孝之(京都大)
眞山 剛(熊本大)
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HCP金属が構造材料として注目されている.HCP金属は単結晶の異方性が著しく,さらに双晶が主要な変形機構であるため,立方晶金属を想定して構築された評価・解析手法が適用できない場合も多い.本OSは,HCP金属の材料力学の体系化を目的として,その変形挙動に関して固体力学と材料科学の両面から議論する.
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OS8:薄膜・コーティングおよびそのシステムの各種特性と損傷
Properties and damage of thin films, coatings and their systems
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山崎泰広(新潟工科大) 荒井正行(東京理科大)
小川和洋(東北大) 脇 裕之(岩手大)
大木基史(新潟大) 朱世杰(福岡工大)
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機能性付加や特性向上を目的として薄膜・コーティングの適用が拡大しているが,それらの特性向上を図るためには各種力学的特性や損傷挙動を十分理解する必要がある.本オーガナイズドセッションにおいては、薄膜・コーティング,および基材を含めたそのシステムの各種特性と損傷挙動に関する様々な研究成果を募集し,産学からの多面的な最近の成果について討論を行う.
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OS9:2D/3D/4D画像や並列計算を用いた計測およびシミュレーション
Measurement and Simulation using 2D/3D/4D Images and Parallel Computing
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桑水流理(福井大) 寺西正輝(福井大)
戸田裕之(九州大) 平山恭介(九州大)
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X線CTやシリアルセクショニングなどの3次元画像技術は,材料や構造の内部観察に有力なツールである.しかし,画像データの処理には膨大な計算コストを要し,画像ベースの計測や解析は簡単ではない.そのような課題解決への情報を共有するため、画像ベースの計測技術や解析技術に加え,大規模データを高速処理する並列計算法に関連した発表を広く募集する.
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OS10:先進複合材料の特性評価と最適設計
Characterization and Optimum Design of Advanced Composite Materials
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荒井政大(名古屋大) 吉川暢宏(東京大)
荻原慎二(東京理科大) 小林訓史(首都大学東京)
真田和昭(富山県立大) 松崎亮介(東京理科大)
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繊維強化プラスチックやナノ複合材料,バイオコンポジットなど,各種複合材料の特性評価,強度評価に関する実験的評価手法や強度,剛性,製造プロセスの最適設計法,破壊・損傷の数値シミュレーションなど,先進複合材料に関する幅広い研究発表を募集する.
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OS11:バイオメカニクスとその周辺技術―基礎理論から応用まで
Biomechanics and its related technologies: basic theories and applications
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山田 宏(九州工大) 坂本 信(新潟大)
東藤 貢(九州大) 畔上秀幸(名古屋大)
東藤正浩(北海道大) 陳 献(山口大)
高野直樹(慶應義塾大)
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生体を構成する細胞,組織,器官やそれと相互作用の生じる種々の材料や構造物に対し,材料力学的観点から様々なアプローチが存在する.本セッションではそのための基礎理論や応用・発展について理解と議論を深める場とする.その結果として,医療や産業,生活などの様々な場面において有効な問題解決手法の確立を目指す.
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OS12:微小サンプル試験法による材料強度・損傷評価
Materials Strength and Damage Assessments by SSTT (Small SampleTestingTechnique
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駒崎慎一(鹿児島大) 小林謙一(千葉大)
伊藤隆基(立命館大) 荒井正行(東京理科大)
屋口正次(電力中央研究所) 新田明人(神戸工業試験場)
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火力・原子力発電プラント等の余寿命診断法,さらには溶接熱影響部や電子デバイス等の局所領域の強度評価法として,小さな試験片を用いた技術が注目されている.本OSでは,ミニチュア試験やスモールパンチ試験,インデンテーション(押込み)試験などの微小サンプル試験に関する最新の研究成果を持ち寄り情報交換するとともに,当該分野の今後の方向性等について広く議論する.
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OS13:形状記憶材料の開発,特性評価および応用
The development, characteristic evaluation and application of shape memory materials
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長 弘基(北九州市大) 北村一浩(愛知教育大)
池田忠繁(名古屋大) 加藤博之(北海道大)
岩本 剛(広島大) 松井良介(愛知工大)
武田亘平(愛知工大)
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形状記憶材料の医療および産業分野への利用拡大のための研究開発を行うにあたり,新たな形状記憶材料の開発状況,材料の特性向上のための諸研究とその物性評価、および新たな応用製品の開発とその性能評価についての研究報告を行う.
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OS14:接合体の強度評価と特異応力場の解析
Evaluation of strength in joints and analysis of singular stress field
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池田 徹(鹿児島大) 野田尚昭(九州工業大)
宮下幸雄(長岡技術科学大) 古口日出男(長岡技術科学大)
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特性の異なる材料を接合して作成される異材接合界面は,線膨張係数差などによって,破壊の起点となることが少なく無い。また,接合端部や界面き裂の先端付近は,応力が無限大となる特異応力場であるため,特別な取り扱いが必要である。ここでは,接合体の強度評価の実験および特異応力場の解析に関する最新の研究成果を集めて議論する.
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OS15:ナノ・マイクロの視点からの力学と物性
Nano/micro-scale mechanical and physical behavior
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平方寛之(大阪大) 澄川貴志(京都大)
兼子佳久(大阪市大) 中村篤智(名古屋大)
嶋田隆広(京都大)
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本セッションでは,ナノ・マイクロの視点からの新たな変形と破壊の力学の構築,および力学特性と他の物性とのマルチフィジックス問題の解明を目指し,ナノ・マイクロ材料やナノ・マイクロ構造を有する材料の力学と物性を対象とした実験・解析研究,ならびにそれらを応用した新規機能デバイスの創製等について議論を行う.
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OS16:微視構造を有する材料の変形と破壊
Deformation and Fracture of Materials with Microscopic Structures
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河井昌道(筑波大) 東郷敬一郎(静岡大)
佐々木克彦(北海道大)
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材料性能の発現メカニズムや予測方法を材料の微視的な構造やその階層性に着目して理論的および実験的に追求する材料力学問題に多くの関心が寄せられています.本OSでは,材料の種類によらず,微視構造を有する材料の変形と破壊に関する理論,実験,解析に関する研究成果を異なるスケール(マクロ・ミクロ・ナノ)について広く持ち寄り,情報交換を行うことを目的とします.
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OS17:機能材料と構造の力学
Mechanics of functional materials and structures
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石原正行(大阪府大) 森本卓也(島根大)
村澤 剛(山形大) 河村隆介(宮崎大)
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機能材料と構造の力学に関する最新の研究の成果発表と討論を通して, 当分野の発展を目指す.
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OS18:高圧水素機器の強度評価技術
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吉川暢宏(東京大)
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