主 催:日本機械学会
(バイオエンジニアリング部門 企画)
合同企画:日本機械学会北陸信越支部
開催日:2000年1月11日(火),12(水)
会場:石川県地場産業センター
(石川県金沢市戸水町ロ1番地)
【講演会趣旨】
20世紀は技術の時代であると言われる.しかしこの世紀末になって,我々が開発,利用してきた技術がいかにその場限りの,底の浅いものであったかということが,今日生じている各種の環境問題を通して明らかになって来た.つまりこれからの工学・技術はもはや自然環境との調和を抜きにして考えられない状況になって来ている.しかしゴミ問題1つを取っても,その解決は並大抵の努力や工夫では出来ない.このように20世紀は技術開花のパラダイスを我々に認識させたと同時に,これまでの技術がいかに矛盾の多いものであったかも知らしめた時代であると言えよう.このような事から来るべき21世紀での我々の最重要課題は,人間を含む自然環境に真に調和する工学・技術をいかに開発するかにあることは論ずるまでもない.しかもこの努力が早急になされなければ,21世紀はおそらく人類の滅亡の世紀になると思われる.実はバイオエンジニアリングは以上述べた課題解決に対して現在最も有効で期待される分野であり,自然環境の良い金沢の地で,ゆっくりとこの問題解決のアイディアや方法論を議論してみませんか?
問合わせ先
〒920-8667 金沢市小立野2-40-20
金沢大学工学部 人間・機械工学科
バイオニック・デザイン研究室 坂本二郎
電話 (076)-234-4667 FAX (076)-234-4668
e-mail:sakamoto@t.kanazawa-u.ac.jp
詳細な情報は下記のホームページに順次掲載いたします.
http://biom.ms.t.kanazawa-u.ac.jp/be2000/