本研究会は、阿倍博之東北大学教授を主査として東北・北海道地区を活動拠点に1990年に発足した.1997年度で2期目を終えた.その間、主査が阿倍教授から、林紘三郎 現阪大教授(当時北大)、石川博將 北大教授、そして狩野 猛 北大教授と引き継がれてきた.会員内外より当研究会の継続の声が非常に高いこともあり、現状の体制まま2003年まで5年間延長の予定である.今後とも、本研究会に御支援・御協力をお願いする.
本年度は、下記の研究会を開催した.
第20回研究会
日 時:平成9年12月20日(土) 13:30〜17:30
場 所:北海道大学学術交流会館 大会議室、(札幌市北区北8条西6丁目)
講 演:
(1)歩行時における人工膝関節接触面形状の脛骨内応力への影響
藤木裕行(北大院工・機械)、石川博將、安田和則
(北大医・医用生体)
(2)褥瘡予防マットレスにおける体圧計測について
高橋 誠(北大院工・生体)、山本克之
(3)卵黄嚢表面における血管形成の数理モデル
小林 亮(北大電子科学研)
(4)ピペット法により計測した血管壁の局所力学特性
佐藤正明(東北大院工・機械)
(5)心筋内圧の測定と評価
山田 宏(名大院工・機械)
(6)血管内におけるリポ蛋白の濃縮現象
内貴 猛(北大電子科学研)、狩野 猛
(7)レーザーによる生体関連流れの計測と可視化
大場謙吉(関大工・機械)