「生体における流体問題」研究会

主査:清水 優史 (東京工業大学)

幹事:谷下 一夫 (慶応義塾大学)

 平成9年度における生体における流体問題研究会の活動として、4回の研究会を開催し、活発な討論を行った。平成9年5月17日(土)に信州大学繊維学部の森川先生のお世話で、信州大学の上田キャンパスにて研究会を開催し、4件の発表をして頂いた。7月23日(水)にはMITのKamm教授をお呼びして東京工大にて特別講演会を行い、その後同教授を囲んで懇談会を開き、米国におけるバイオメカニクスの研究の進展の様子について興味深い話を伺うことが出来た。平成10年1月26日(月)に東京工大にて生物以外の流体力学の最近の展開に関して、勉強会を行った。CFD、乱流モデル、潤滑という関心が集まっているテーマに関して、進歩の様子を紹介して頂いた。3月20日(金)には東北大流体科学研究所の林叡先生のお世話で研究会を開催し、6件の発表があった。いずれも興味深い内容で、熱心な討論が行われた。

(谷下)


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