3.3 平成10年度日本機械学会全国大会

(バイオエンジニアリング部門関係)のお知らせ

日本機械学会全国大会

 本年10月1日(木)〜4日(日)に東北大学工学部において開催されます日本機械学会全国大会は,全国大会としては最後の企画になります.バイオエンジニアリング部門としては,下記の3つの催しを計画し,現在準備を進めております.ぜひとも皆様多数のご参加をお待ちしております.

1.オーガナイズドセッション

(セッション名,オーガナイザ)

a.血管壁の現象解明に対する力学的アプローチ

 松本 健郎(東北大学大学院工学研究科機械電子工学専攻)

 山田 宏(名古屋大学大学院工学研究科マイクロシステム工学専攻)

b.軟かい管路内流れ

 林 叡(東北大学流体科学研究所)

 清水 優史(東京工業大学大学院情報理工学研究科)

c.生物医学工学における計測制御

 長南 征二(東北大学大学院工学研究科機械電子工学専攻)

 猪岡 光(東北大学大学院情報科学研究科システム情報科学専攻)

d.感覚器のメカニックス

 和田 仁(東北大学大学院工学研究科機械電子工学専攻)

e.生体のダイナミックス※

 谷 順二(東北大学流体科学研究所)

 和田 仁(東北大学大学院工学研究科機械電子工学専攻)

※バイオエンジニアリング,機械力学・計測制御部門の共催

2.先端技術フォーラム

総合テーマ:脊髄・神経系のバイオエンジニアリング

内容:バイオエンジニアリングの領域においては,生体の種々の臓器や組織を対象として研究が行われているが,大変重要な臓器でありながらこれまで研究があまり行われてこなかった脊髄・神経系に焦点を当て,最近の先端的な技術を駆使して行われている研究動向や知見について紹介していただき,併せてこれからの研究の方向性について議論する.

司会:但野 茂(北海道大学工学研究科) 

演題:

 a.記憶の仕組みにせまる

  −アメフラシで明らかになった記憶のメカニズム−

   山本直樹(国立精神・神経センター)

 b.脊椎動態と脊髄動態−特に脊髄内圧変化の計測とその意義について

   橘 滋国(北里大学医学部)

 c.頭蓋頚椎移行部の応力解析(脊髄内応力と脊髄空洞症)

   多田幸生(神戸大学工学部)

 d.脊髄の圧迫に対する応答とそのバイオメカニクス的解析

   小澤浩司(東北公済病院)

 e.圧迫性脊髄症とその病理

   江原宗平(信州大学医学部)

3.同好会

4.問い合わせ先

佐藤正明(日本機械学会全国大会部門代表委員)

   980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉01

東北大学大学院工学研究科機械電子工学専攻

電話:022-217-6942,ファックス:022-217-6943

電子メール:sato@biomech.mech.tohoku.ac.jp



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