一般社団法人日本機械学会
イノベーションセンター 研究協力事業委員会所属分科会

RC254


 
1. 分科会名称

 『先端熱流体計測の計算との連携を含む新展開に関する研究分科会』

2. 主査名  早瀬敏幸 (東北大学
3. 設置期間  2012年4月〜2014年3月(2年間)
4. 活動目的・内容

 
 
熱流体現象は,航空宇宙,環境・エネルギー,健康,安全・安心等,社会の重要問題に広く関わっている.近年の粒子画像計測法(PIV),レーザー誘起蛍光法(LIF),感圧塗料計測法(PSP)の開発など,熱流体計測技術の目覚ましい進展は,重要な熱流体問題の解決に大きな役割を果たしているが,対象とする問題はますます複雑多様化しており.今後も,熱流体計測技術のより一層の発展が必要不可欠である.
本研究分科会は,現在の最先端熱流体計測技術の高度化,産業界での先端熱流体計測に関わる問題解決,新たな熱流体計測原理の発見や新たな熱流体計測技術の開発,新たな応用分野への展開を目的とする.特に,計算を活用した,計測技術の最適化や新たな原理に基づく計測法の開発,先端計測と計算を一体化した同化手法など,近年発達が著しい計算科学との連携による新たな展開の可能性についても検討を行う.

5. 期待される研究成果 
本研究分科会で,複雑多様化した熱流体問題の解決に必要不可欠な先端熱流体計測技術に関して,企業委員による問題提起と研究者委員の研究・開発および全委員による討論を継続的に行い,また計算に関わる企業関係者・研究者との交流を行うことにより,先端熱流体計測技術のさらなる高度化,産業界での先端熱流体計測に関わる問題解決,新たな熱流体計測技術につながる基礎原理の発見や新たな計測技術の開発,新たな応用分野への展開等への貢献が期待される.本研究分科会の成果により,産業界が抱える高度で複雑な問題を解決し,環境・エネルギー問題,健康,安全・安心社会の実現など,社会が直面する重要問題の解決,熱流体工学のさらなる発展に大いに寄与することが期待される.
6. 参加負担金  30万円(年間)×2年 
7. 問合せ先


 早瀬敏幸 東北大学流体科学研究所 所長,教授

  (主査)  TEL: 022-217-5253, FAX: 022-217-5253, e-mail: hayase@ifs.tohoku.ac.jp
        住所: 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1


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