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1. 分科会名称 |
『ディーゼル機関における不均一燃焼の高度制御に関する研究分科会』 |
2. 主査名 | 石山 拓二(京都大学 大学院エネルギー科学研究科 教授) |
3. 設置期間 | 2007年4月〜2009年3月(2年間) |
4. 活動目的・内容 |
【下期/第2年目】 |
5. 期待される研究成果 | 熱効率,動力性能,環境性能ともに高いレベルを要求されるこれからのディーゼル機関においては,これまで以上に燃焼制御の重要性が増す.また,エンジンの運転条件,あるいはエンジンの用途や使用燃料によっても,最適となる燃焼方式の組み合わせが変化することが予想され,燃焼技術の多様化も,これからのエンジン技術の特徴と考えられる.本研究分科会では,混合気不均一の着火・燃焼と環境影響物質への関わりをより深く理解し,さまざまな燃焼条件における適切な混合制御のコンセプトを見出すことを主目的としており,その成果により実用機関の開発における燃焼系設計のよりどころとなるベースの知識をレベルアップすることが期待できる. また,本分科会の研究を通じて,不均一燃焼を理解する上での障壁となっている化学反応と物理的諸過程との同時進行過程の解明が進むとともに,排気後処理と燃焼技術との連携の問題,ならびに燃料技術と燃焼技術の調和の問題についても進展が期待できる. |
6. 参加負担金 | 年額50万円 |
7. 問合せ先 |
分科会主査:石山 拓二 |