2005年9月19日(月)〜22日(木)に開催される日本機械学会年次大会において、一般市民を対象とした市民フォーラム「新カリキュラムによる高校物理教育と工科系大学」を開催いたします。
近年、初等中等教育における「ゆとり教育」の結果として、理数系学力の低下が懸念されております。平成18年度より入学する現役学生は、高等学校で新カリキュラムによる授業を受けてきます。この新カリキュラムでは理工系科目の授業内容・時間が大幅に削減されています。既に高校では理数系科目の授業運営に深刻な影響が出ています。
本フォーラムでは、新カリキュラムで授業を行なっている高校の教諭と、その卒業生を受け入れる大学の教員との間で直接対話を行い、理数系学力を維持するための対策について議論したいと思います。
大学教育の質的低下は、その卒業後の企業人の質の低下を意味し、長期的には社会の活力を奪うことに通じます。
市民の皆様、学会関係者の皆様のご参加をこころよりお待ちしております。
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