No.16-153 イブニングセミナー(第201回)

中国に生まれ、日本で暮らす生活者の一視点
― 一人ひとりの相互理解と尊重は平和をつくる ―

U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2016年11月30日(水)18.00〜20.00
会 場 明治大学 理工学部 駿河台キャンパス (リバティタワー 15階1154教室)

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

明治大学キャンパス案内図
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師

かつて仕事で、エジプトの砂漠の真ん中に幽閉された時、イスラム・アラブという今まで経験のない社会・文化に目をみはる思いをしました。同時に、テロリストや過激派がイスラムを代表するものではないことも皮膚感覚で理解しました。
同じことがアジアや隣国についてもあるのではと考えました。
 私の友人、何紅雲(カ コウウン)さんは中国湖南に生まれ、留学とともに日本で生活し、日本の方と結婚、子育てとお仕事も両立されています。湖南といえば、先の戦争の被害の大きな地域、彼女自身、子供の頃大人たちから聞かされていた日本と、自分が生活する日本のギャップは大きいと語ります。なにより、生活者としての相互交流がなければ、その国への正しい理解にはならないとも確信されています。
  お隣の国、歴史的に長い影響を受けている中国について、生活者のお話しを聞く機会にしたいと考えます。日本の金融ビジネスの最前線で働いてきた彼女の話はいつもシャープで、仕事で中国との関係のある方々にも大いに役に立つことがあるのではと考え、11月のイブニングセミナーの登壇をお願いたしました。(K.G)

講演概要:
(1)中国人、日本人
  「国民性」で語るのではなく、中国人も日本人もあくまで1個人としてみるのが大事では、ないでしょうか?相手を理解し尊重すれば、歴史問題の解決に近づくのでは?
(2)日本と中国の間には、平和の道しか選択肢はありません。
  生活者としての経済視点からみると日中関係は、繁栄への道と確信しますが、すべてを「価値」(=お金)として計算してしまうのでは、真の豊かさに辿りつくことが出来ません。みなさんとともに考えていきましょう。

講師  何 紅雲 (日中友好協会)


【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No. 16-153 イブニングセミナー(第201回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 秋山)E-mail: akiyama@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

<懇親会> 駿河台キャンパス内アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.会費 3 000円程度

【問合せ先】 KoPEL 小西義昭/電話 080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定 2016年12月21日(水) 海洋石油ガス開発の技術者像


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