No.15-154 イブニングセミナー(第190回)
-硯の魅力(実用硯・鑑賞硯)-

U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2015年11月25日(水)18.00~20.00

会 場 明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー(13階1133室)

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

明治大学キャンパス案内図
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師

 硯は墨を磨る用具です.墨がおりなければ良い硯とは言えません.その良否を決定するのが硯の表面にある超微細な鉱物粒子から成る鋒鋩(ほうぼう)です.すべる様な石の表面にある肉眼では見えない凸凹です.端渓,歙州(きゅうじゅう),澄泥という三大名硯は,この鋒鋩の力に於いて優れています.まずは鋒鋩を見てみましょう.
 しかし一方では硯には鑑賞硯という世界があります.石を見ると書いて硯と読むように硯石その物の持つ石色,石紋の美しさ,硯相(けんそう)といわれる作硯の妙,さらには古来文人達が愛し伝えた宇宙,自然,吉祥,故事などの意匠を刻した硯,それが鑑賞硯です.まさに用を超えた美の世界ということが出来ます.
 忙しい時の流れの中,硯にじかに触れつつ,「つれづれなるままに,日暮らし,硯にむかいて……」失われた時を求めてみませんか?

講師 早川忠文(清秘蔵)


【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No. 15-154 イブニングセミナー(第190回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 秋山)E-mail: akiyama@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

<懇親会>
別会場にて、講師を囲んで懇親会を行います.会費 3 000円程度

【問合せ先】 KoPEL 小西義昭/電話 080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定 2015年12月16日(水)18.00-20.00テーマ「デザイン」関係(工業デザインと東京五輪を考える)


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