熱工学コンファレンス2013開催報告 |
実行委員会委員長
伊藤 昭彦 (弘前大学)
今年度の熱工学コンファレンスは,弘前大学 文京キャンパスにて,平成25年10月19日(土)と19日(日)の2日間にわたって開催され,
398名もの多くの皆様にご参加いただき,学術講演225件,懇親会参加者も190名と盛況のうちに終えることができました.
参加者の皆様方には,みちのく弘前にお越しいただき,心よりお礼申し上げます.
本コンファレンスでは,オーガナイザーの方々のご尽力により14のオーガナイズドセッション(OS)を用意することができました.
オーガナイザーの方々には,改めて御礼申し上げます.講演会はオーガナイズドセッションと一般講演を合わせて全9室の会場で行われました.
いずれの会場も盛況で,活発な討論が交わされていました.
これもセッションをまとめていただいた座長の方々のお蔭であり,改めて御礼申し上げます.
第1日目の午後のセッション終了後,弘前大学創立50周年記念会館(みちのくホール)にて部門賞・一般表彰贈呈式が執り行なわれ,引き続き弘前大学学長 佐藤敬先生より歓迎の挨拶をいただきました.
その後,北海道大学 中垣俊之先生による「化学機械としてみた粘菌の行動知」と題した特別講演会が開催されました.
夕方より開催された懇親会では,弘前大学理工学部長 吉澤篤先生のウェルカムスピーチに始まり,熱工学部門長の東北大学 小林秀昭先生からの乾杯のご発声をいただきました.
懇親会では,津軽の食材をふんだんに取り入れた地元料理とお酒をご堪能いただけたと思います.
また懇親会中頃には,渋谷和生氏による津軽三味線が披露され,津軽じょんがら節を始めとする力強い津軽三味線の音色が会場一杯に響き渡りました.
途中,部門賞・一般表彰受賞者の方々によるスピーチ,さらに次期コンファレンス実行委員長の芝浦工業大学・山田純先生より,熱工学コンファレンス2014の開催案内をいただきました.
最後に,弘前大学 稲村隆夫先生の中締めでお開きといたしました.会場が弘前のネオン街に近接していたせいか,ふるまわれた地酒のせいか,懇親会終了後多くの方が,ネオン街に消えて行かれました.
弘前での良き思い出になれば幸いです.
みちのく弘前にて,熱工学コンファレンスのような大きな大会が開催されることは珍しいことです.
多くの方々に遠路お越しいただいたにも関わらず,弘前大学のキャンパス改修工事と重なり,大学食堂が縮小され,昼食などご不自由おかけしましたことをお詫び申し上げます.
また,初日の10月19日(土)が大安と重なり,どのホテルも結婚式の予約で埋まっておりました.
そのような中で,弘前城近くの土手町通りに,新しくコミュニティプラザができ,手狭ではありましたが何とか懇親会を開くことができました.
弘前は情緒豊かな街です.またの機会に是非お越しいただけますようお願い申し上げます.
最後に,本コンファレンスを実施するにあたり,前年度ご担当の熊本大学・富村先生ならびに小糸先生から開催に関する貴重な資料をお送りいただきました.
また,日本機械学会総務グループの大通千晴様には,コンファレンスで使用する備品などの準備と送付,受付業務,運営に関する助言など,様々な場面でお助けいただきました.この場を借りて厚くお礼申し上げます.
さらに熱工学部門幹事の慶應義塾大学・横森剛先生から,本開催報告に掲載した写真のご提供をいただきました.ここに記して,謝意とさせていただきます.
弘前大学・佐藤敬学長からの歓迎の挨拶 | 北海道大学・中垣俊之先生による特別講演 |
熱工学部門長・小林秀昭先生による乾杯のご発声 | 懇親会における津軽料理 |
渋谷和生氏による津軽三味線の生演奏 | 芝浦工業大学・山田純先生による次回コンファレンスの案内 |