日時: | 5月26日(木) 13:00〜15:00 | |
会場: | 岡山コンベンションセンター 4F 407会議室 | |
対象: | 講演会参加者,一般市民 | |
参加費: | 無 料 | |
講師: | 山本俊政 氏 (岡山理科大学工学部 バイオ・応用化学科 准教授) | |
概要: | わが国における種苗生産および中間育成(養殖)施設は,海水確保の容易な海面・沿岸部にほぼ集約され,海洋に依存した生産技術は,地価の安い中山間部進出への障害となっている.一方,海のない岡山理科大学では2005年より,種苗生産から中間育成までの一連のプロセスを,地下水,河川水,水道水などにわずかな電解質を加えた,低コスト型機能水の開発とエネルギー効率の優れた未来型フイッシュプラントを開発した.この機能水は「好適環境水」と名付け,国内・国際特許申請を行い現在2件の特許を得ている.また,養殖にかかわる対象魚種はマダイ,ヒラメ,ハタ類,トラフグ,シマアジなど10魚種にのぼり,あらたな閉鎖循環式陸上養殖の扉を開くこととなった.これらの技術は天然海水に依存せず,生産地域に限定されない技術であるとともに,二酸化炭素の排出を抑えた地球に優しいゼロエミッション技術である.その目的は魚類の家畜化を図り,山村を漁村に変え,中山間部における地域振興への貢献と位置付けている.講演では,好適環境水を利用した閉鎖循環式陸上養殖システムの特徴や養殖例についてわかりやすく紹介する. | |
金魚とツノダシ(海水魚)の混泳 | 水槽飼育期間1年で850gに成長したトラフグ |
日時: | 5月26日(木) 13:00〜15:30 | |
会場: | 岡山コンベンションセンター 2F レセプションホール | |
対象: | 講演会参加者,一般市民 | |
参加費: | 無 料 | |
申込み: | 参加ご希望の方は@氏名,A所属,B連絡先を明記の上,robomec2011@mcrlab.sys.okayama-u.ac.jpへご連絡下さい.また,subjectに”ROBOMEC公開シンポジウム参加申込”とお書き下さい. | |
協力: | 対災害ロボティクスタスクフォース, 国際レスキューシステム研究機構, Robotics and Automation Society, Japan Chapter, IFToMM Japan Council | |
概要: | 3月11日に発生いたしました東日本大震災と,それに伴う福島第一原子力発電所の災害は,日本に未曾有の被害をもたらし,原子力発電所は現在も収束の目処が立ったとはいえない状況が続いています.このような現状に対して,日本のロボット技術を少しでも役立てるべく,多くのロボット研究者が献身的な活動をされています.4月初めには,ロボット研究に関連した複数の学会による共同声明により,ロボット研究者としての責任感,使命感が社会に対して表明されるとともに,5月2日には,ロボット研究者の個人的な組織として立ち上がった対災害ロボティクスタスクフォースを中心に,ロボット研究者から一般市民の方に向けて,公開シンポジウム“震災復興にむけて ロボット技術のいま”が開催され,多数の参加者がありました. このROBOMEC2011は,震災後では最初の大きなロボット工学関連の学術講演会で,大勢の研究者・技術者の方の集まる場となります.そこで,一般市民の方のみならずロボティクス・メカトロニクスに携わる技術者・研究者の皆様に対しましても,ロボット研究者が今回の震災に対して実際に行なった具体的な取組みをより詳しくご紹介するとともに,研究者・技術者としてご参加いただいた皆様には,今後どのような貢献,協力ができるのか,更には開発された技術が災害時にすぐに活用できるためのシステムのあり方を,具体的に考えるきっかけとしていただければと願っております.大勢の方のご参加をお待ち申し上げております. |
プログラム 司会:大隅 久 氏(中央大学) | |
13:00-13:30 | 災害現場へのロボット技術の適用 〜対災害ロボティクスタスクフォースの活動紹介〜 淺間 一 氏 (東京大学) |
13:30-14:10 | 国際レスキューシステム研究機構の活動 田所 諭 氏 (東北大学) |
14:10-14:50 | 津波被害地域でのロボット技術と活動 松野文俊 氏 (京都大学) |
14:50-15:10 | 被災者等の心のケア 柴田崇徳 氏 (産業技術総合研究所) |
15:10-15:30 | 軽労化技術スマートスーツ・ライトを用いた生活復旧支援 田中孝之 氏(北海道大学) |
日時: | 5月26日(木) 10:00〜17:00 | ||
会場: | 岡山コンベンションセンター 4F 405会議室 | ||
企画: | 産業技術総合研究所 | ||
講師 | 神徳徹雄 氏(産業技術総合研究所),成田雅彦氏(産業技術大学院大学), 栗原眞二氏(産業技術総合研究所),Geoffrey Biggs 氏(産業技術総合研究所),坂本武志氏(テクノロジックアート), 片見剛人氏(富士ソフト株式会社) | ||
概要: | 毎年恒例となりました,ROBOMECでのRTミドルウエア講習会を今年も開催いたします.新たにリリースされたOpenRTM-aist-1.1の機能紹介や,コンポーネントを実際に作成するうえで役に立つ技術を紹介いたします. 今年は,第1部を RSi(Robot Service Initiative) との合同開催を予定しております.RSiはインターネットを利用しロボットを介して各種サービスを提供するプラットフォームであり,RTミドルウエアとの連携も行われています. |
プログラム | |||
10:00-12:00 | 第1部 OpenRTM-aist-1.1.0の新機能および今後の展望について | ||
10:00-10:50 | OpenRTM-aist-1.1.0の新機能および今後の展望について | ||
担当 神徳徹雄 氏(産業技術総合研究所) | |||
11:00-11:50 | インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み(最新動向) | ||
担当:成田雅彦 氏(産業技術大学院大学) | |||
概要: | RSi (Robot Service Initiative) および RSNP (Robot Service Network Protocol)について解説します. | ||
13:00-13:30 | 第2部:OpenRTM-aist サンプルコンポーネントの紹介とその利用法 | ||
担当: 栗原眞二 氏(産業技術総合研究所) | |||
概要: | 開発実習にて作成するRTCに関するサンプルコンポーネントについて紹介し、RTCの便利さ,面白さを体感していただきます. | ||
13:30-14:00 | 第3部:OpenRTM-aist コマンドラインツールrtshell 利用法 | ||
担当: Geoffrey Biggs 氏(産業技術総合研究所) | |||
概要: | RTコンポーネントをコマンドラインから操作するツール rtshell の使い方について解説します. | ||
14:10-15:00 | 第4部:OpenRTM-aist開発支援ツールの紹介とその利用法 | ||
担当: 坂本武志 氏(テクノロジックアート) | |||
概要: | コンポーネントを作成するツールRTCBuilderについて解説します. | ||
15:15-17:00 | 第5部:コンポーネント開発実習 | ||
担当: 片見剛人 氏(富士ソフト株式会社) | |||
概要: | OpenRTM-aistでのコンポーネント作成方法を実際に体験していただきます。 RTCBuilderを使用したRTコンポーネントの設計とRTSystemEditerでのRTシステム作成を行います. | ||
OpenRTM-aistオフィシャルサイト講習会案内は: こちらをご覧ください. | |||
講演申し込みは こちらのフォームから御願いします. |
日時: | 5月26日(木) 10:00〜16:00 | ||
場所: | 岡山コンベンションセンター 4F 405会議室(第1部),404会議室(第2部) | ||
企画: | (社)日本ロボット学会 ネットワークを利用したロボットサービスとサービスロボット研究専門委員会 | ||
協力: | ロボットサービスイニシアチブ(RSi) | ||
申込み: | 講習会の参加希望は,産業技術大学院大学 加藤由花 (yuka@aiit.ac.jp)宛にお申し込み下さい. | ||
概要: | ネットワークを利用したロボットサービスとサービスロボット研究専門委員会は,ロボットサービスとサービスロボット用アプリケーションの拡大を目指して2010年3月に発足した.研究会では,ネットワーク技術や通信プロトコルの仕様,ネットワークサービスにおけるロボットの活用,新たなサービスロボットのアプリケーション,さまざまなロボットの標準規格との連携などについて調査・研究を行っている.
本チュートリアルは二部構成で実施し,第1部はRTミドルウェア講習会との合同セッションを行い,ロボットコンポーネントからのインターネットアクセスに関する情報交換の機会を設ける.第2部は,ロボットサービスイニシアチブ(RSi) の協力を得て,RSiの定めたRobot Service Network Protcol(RSNP)の使い方に関する講習会を実施する. 講習会では,参加者の方に持参頂いたノートPCとUSBカメラを用い,実際にロボットクライアント(RSNPの見守りサービスに接続するクライアント)を作成しながら,RSNPライブラリの使い方を学習する.ロボットクライアントは,ロボットの状態を定期的にサーバへ通知する機能,USBカメラで撮影した画像を定期的にサーバへ送信する機能を持ち,撮影した画像はRSNPサーバ上に実装されたRSiロボットマップからの参照が可能である. |
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(注)講習会に参加される方は,ノートPC(WindowsXP以降,無線LAN等でインターネットに接続できること)とUSBカメラ(ノートPC内蔵カメラでも可)をご持参ください. | |||
プログラム: | |||
第1部 10:00-12:00 RTミドルウェア講習会との合同セッション | |||
10:00-10:50 | OpenRTM-aist-1.1.0の新機能および今後の展望について 神徳徹雄 氏(産業技術総合研究所) |
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11:00-11:50 | インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み(最新動向) 成田雅彦 氏(産業技術大学院大学) |
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11:50-12:00 | 質疑応答・意見交換 | ||
第2部 13:00-16:00 RSNP講習会 | |||
13:00-13:30 | RSNPライブラリとサービス実装方法 村川賀彦 氏(株式会社富士通研究所) |
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13:30-16:00 | RSNPライブラリを利用したロボットの開発実習 加藤由花 氏,土屋陽介 氏(産業技術大学院大学) |
日時: | 5月26日(木) 13:00〜16:00 |
場所: | 岡山コンベンションセンター 3F 302会議室 |
講師: | 塚本眞也 氏(岡山大学大学院自然科学研究科 教授) |
スケジュール | |
13:00-14:30 「創造的発想法 〜あなたの発想力を測ってみよう〜」 | |
本チュートリアルでは,あなたの創造力を数値として測定し,新の創造力を磨くための発想法を体系的に解説・訓練します。受講いただく発想法は,工学教育賞,日本機械学会教育賞を受賞し,文部科学省特色GPも受託しておりますので,顕著な訓練効果が期待できます。 | |
14:30-16:00 「発想訓練 〜ストローの斜塔で発想力コンテスト〜」 | |
上記の発想法に基づいて,ストローの斜塔*を使ったコンテスト形式の発想訓練を実施します.この発想訓練で,あなたの創造力を3倍に増強させることが可能となります. *ストローの斜塔:ストロー100本を用いて斜塔を60分間で作成し,その高さH,張り出し量L,耐荷重Wの積HLWが最大となるストローの斜塔を作成するコンテストです. |
日時: | 5月26日(木) 10:00〜16:30 |
場所: | 岡山コンベンションセンター 3F 301会議室 |
共催: | 産業技術連携推進会議 製造プロセス部会 プロセス技術分科会 生産情報・メカトロニクス研究会,日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 産業技術総合研究所,岡山県工業技術センター |
参加対象: | 興味のある方どなたでも参加できます. |
募集人員: | 120名程度 |
趣旨: | 今回のワークショップでは,岡山県の特徴的産業である農業,医療,機械制御分野から先進的な取り組みをしている有望企業を招いて,その素晴らしい企業活動,技術紹介を行っていただきます.地元企業からの情報発信であり,研究・開発にまつわる理念,成果,課題等が興味深く示されます.また,前段では地域課題に挑戦している全国の研究機関から,様々なロボメカ研究のテーマについて発表していただき,研究開発段階における苦労,苦心,工夫などを成功,失敗にとらわれず発表していただき,今後のロボメカ研究の発展と地域の活性につながる有意義なワークショップにしたいと考えております. |
プログラム: | |
第1部: | 「地域産業資源を支援するメカトロニクス」 |
各地域で地元企業のニーズに即応した産地の技術,地域の農林水産品等の地域産業資源に対して支援を行っているメカトロニクス関連技術の事例を紹介します. | |
10:00-10:10 | 開会・ご挨拶 |
10:10-10:35 | 筋電測定装置のRTコンポーネント化とその応用 |
○岡山県工業技術センター 三輪昭生 氏 産業技術総合研究所 梶谷 勇 氏, 産業技術総合研究所 神徳 徹雄 氏 | |
10:35-11:00 | 柑橘搾汁機を中心とした「ものづくりの地産池消」の取り組み |
高知県工業技術センター 毛利謙作 氏 | |
11:00-11:25 | シーケンサを用いた家具強度試験機用アクチュエータユニットの試作 |
長野県工業技術総合センター 小林耕治 氏 | |
11:25-11:50 | クローラ型アスパラガス収穫ロボットの開発 |
長崎県工業技術センター 田口喜祥 氏 | |
第2部: | 「農業、医療、機械制御分野をロボティクス・メカトロニクス技術で支える元気な地元企業」 |
地元岡山県の特徴的産業である農業、医療,機械制御分野から企業を招いて,企業活動,技術紹介,事例発表を行い,地域性を理解していただきます. | |
13:30-13:55 | オンリーワンの医療福祉機器開発 |
オージー技研株式会社 研究開発部 部長 岸本俊夫 氏 | |
14:00-14:55 | 特別講演 人工関節置換手術を支援する国産初の手術ロボットの開発 |
ナカシマメディカル株式会社 開発部開発グループ課長 高橋広幸 氏 | |
15:00-15:25 | レーシングエンジン開発とその制御技術 |
株式会社戸田レーシング 品質管理部QMR 戸田憲吾 氏 | |
15:30-15:55 | エンジン水平保持機構付軌条運搬機 |
株式会社ニッカリ モノラック部技術課長 池田彰美 氏 | |
16:00-16:25 | 接触式稲株センサーによる水田除草ロボットの開発 |
IKOMAロボテック株式会社 開発設計部リーダー 八田浩之 氏 | |
16:25-16:30 | 次回案内・閉会 |
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