材料力学部門 登録者各位
材料力学部門 部門長 井上裕嗣
技術ロードマップ委員長 笠原直人
技術ロードマップは,産業界からはニーズを提示する場として,学術界からはシーズの応用先や研究の方向性を探るための情報源として,それぞれ活用いただくことで両者のマッチングを図る有用なツールです.材料力学部門で近年問題認識されています産業界と学術界の距離を縮めるためにも,貢献できる可能性を有するものです.部門登録者の皆様のご意見をお聞きし,必要な修正を加えたいと考えていますのでどうぞご協力よろしくお願いいたします.
(ご意見がございましたら,mmd@jsme.or.jpに連絡いただければ幸いです.)
- エネルギー機器の安全・信頼性・効率向上に関するロードマップ
材料力学部門が2007年度に作成した技術ロードマップ「エネルギー機器の効率・出力向上」を最近の状況を踏まえて見直し,改訂案を作成しました.また新たに,産業界の視点「ニーズ(エネルギー機器とその要求)」と学術界の視点「シーズ(研究のアプローチ)」をそれぞれ抽出し,両者の対応表を作成しました.これらは,材料力学部門の活動を網羅したものではありませんが,産学で議論を行える典型例として取り上げさせていただきました.今後,領域を広げていく可能性はあります.
技術ロードマップ「エネルギー機器の安全・信頼性・効率向上」の改訂について
改訂版ロードマップ案はこちら
- 高圧水素機器の設計合理化に関するロードマップ
2015年の燃料電池自動車の本格普及開始を受け,また2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの水素社会実証も視野に入れ,高圧水素供給インフラの合理的設計方法論の検討を目標に,2015年度より3年間「高圧水素機器の設計合理化に関する研究分科会」を設置し検討を進めてきました.その成果をまとめる形でロードマップを作成しました.
ロードマップはこちら