今後の材料力学部門の広報活動について

広報委員長 北野 誠(日立製作所)

 部門協議会より、本学会全体の経費節減と読者拡大を目的に、ニュースレターを学会誌に掲載する案が提案されました。これを受け、部門運営委員会において検討を行いました。検討内容を以下に示します。

ニュースレターを学会誌に掲載した場合の経費を試算したところ、10〜15%の低減が図れる。

部門登録のお願いなど、むしろ一般会員に知らせたほうがよい記事もある。
ニュースレターが配送されるのは部門登録会員だけの特典であり、これをすべて学会誌に移すのはデメリットが大きい。
ニュースレターの記事は、材料力学という学問分野を称える内容になっているので、学会誌に掲載することは記事の足かせになりかねない。
学会誌に掲載する場合は学会の検閲を受けるので、たとえば従来の全国大会の記事に+αで載せていた当地の観光案内などの柔らかい記事が掲載できなくなる可能性がある。
 以上の検討結果を踏まえ、今後ニュースレターを中心とした広報活動を以下のように運営することになりました。
従来のニュースレターを年1回発行する。時期は委員の交替時期である3月にする。記事の内容は、部門長方針、分科会などの活動報告、材料力学に関するエッセイなど、特に部門登録員にとって興味のある記事を中心に掲載する。
年に1〜2回、学会誌に記事を掲載する。合計で4ページ程度。内容は、講演会、部門主催の講習会開催等の事務的連絡、部門登録員の募集等一般会員に向けた記事とする。
さらに広報手段として、昨年開設したホームページを活用する。今後はペーパレス化を目指し、ホームページの充実を推進する。


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