LastUpdate 2006.8.4

「メカライフの世界」展

2005年度「メカライフの世界」展 北陸信越学生会


ロボットを動かそう!

○2005年7月30日
○石川工業高等専門学校/機械工学科
○企画実施に参加した学生名:
専攻科 竹田佳孝,小林 源,西 克士,新元翔太,山岸大輔,山村良太
本科 加納俊平,坂本穂高,重原章太朗,杉浦達矢,山中比呂史
○来場者総数:1 413名
今回初の試みとして学校を飛び出し,地元のお祭り会場での開催とした.実際にロボッ
トを操作したり機械に触れることにより,未来を担う子供たちが「機械工学はおもし
ろい」と感じてもらえるような企画を目指し,
(1) ライントレースロボット(R2D2)の展示実演と説明
(2) 多足歩行ロボットの操縦と展示説明
(3) からくり人形ロボットの実演と説明
(4) 最新ロボット技術のパネル紹介
(5) 実際にアームロボット操縦を体験する
などを行った.当日は天候にも恵まれ,多くの親子が来場し会場は大変なにぎわいと
なった.興味をもった子供たちの中から将来のエンジニアが一人でも多く生まれれば
幸いである.



金属疲労の機構と最新研究

○2005年8月5日
○富山大学/西野研究室
○来場者総数:300名
高校生を対象に,金属材料が繰返し負荷を受けることにより破壊する機構をわかりや
すく解説するとともに最新の研究内容を紹介した.また,実際に手でスプーンに繰返
し曲げ荷重を与え,曲げ角度と破断までの繰返し数との関係を求める実験を参加者に
行ってもらい,金属材料が疲労破壊する挙動の理解を深めてもらった.



空飛機械工学


○2005年9月17日
○長岡技術科学大学
○企画実施に参加した学生名:山岸郷志,林弘明,平野賢一,鳴海悠一
○来場者総数:約150名
本企画は「空飛ぶ機械工学」というテーマで,空を飛べる機械の不思議さやおもしろ
さに触れることで機械工学に興味・関心を持ってもらうことを目的に実施した.具体
的には小型のラジコンヘリコプターを実際に飛ばせるコーナー,そのヘリのメカニズ
ム解説,特徴的な形状や機能を持った航空機の紹介,航空機エンジンに使われる材料
開発の難しさ解説,実物のガスタービンエンジン部品の展示などを行った.特にラジ
コンヘリのコーナーでは,「思ったよりも簡単に飛ばせることに驚いた」,「小さい
ながら良く考えられた仕組みだ」といったような感想が聞かれた.



自然から学ぶプロセス制御技術

○2005年10月8日〜10日
○福井工業大学/機械工学科/原 茂太 研究室,羽木秀樹 研究室
○企画実施に参加した学生名:機械工学科3年 久保 仁,島田和生,田中俊一,田
中亮之,山形 悠,山本昌平,松田悠吾
大学院 機械工学専攻1年 藤原英幸,2年 長田征大
○来場者総数:約200名
「毛細管現象による液体の下方容器から上方容器への移送」と「位置エネルギーを利
用した旋回流れの創出と利用」の実験およびパネル展示を,機械工学科の実験・研究
棟であるFUTメカニックセンターの2階ロビーで行ったが,一般市民や他学科の学生の
来場者が期待したほど多くなく,残念であった.しかし,実験と展示に興味を持った
小学生や機械工学科の教員・学生がおり,嬉しかった.



機能機械プロジェクト

○2005年10月15日,16日
○信州大学/繊維学部/機能機械学科
○企画実施に参加した学生名:伊藤純平,岡田祐樹,加藤智之,高柳良太,戸田健仁,
若林康郎,上野山泰斗,小林史英,里美崇徳,西島拓郎,山口浩明,長瀬昌親,中田
祐貴,須藤卓也,北原康利,古川里一郎,小林礼治,山本亮治,永津拓郎ほか10名程

○来場者総数:100名程度
今回,学園祭と並行して行った「メカライフの世界」展では,機能機械学科で行われ
ている「フォーミュラ・プロジェクト」「ソーラーカー・プロジェクト」「からくり
ロボット」の展示を行った.
また,前日信州大学繊維学部で行われた講演会「車誕生からの100年」に参加してい
た三菱パリダカパジェロ,HONDA燃料電池車も同時に展示させてもらえたので,例年
より多くの人に集まってもらえた.



浮上する乗り物を作って遊ぼう

○2005年10月22日,23日
○富山工業高等専門学校/機械工学科
○企画実施に参加した学生名:竹田晴浩,松田健郎,恩田貴弘,吉江啓悟
○来場者総数:139名
「メカライフの世界」展を本校の学園祭である志峰祭の学科企画として実施した.当
日は雨であったが,100名を超える親子や生徒に来場していただいた.本年度は浮上
する乗り物をテーマにした.製作した搭乗可能なホバークラフトに親子で乗船しても
らい,浮上航行を体験していただいた.さらに,紙皿とパソコン電源ファンを用いた
簡易ホバークラフトの製作を通して,ホバークラフトの浮上原理を説明した.それ以
外に,ヘリウムガスにより浮上する飛行船の模型や機械工学のパネルなどを展示した.
企画実施に参加した学生が,ホバークラフトなどの機械工学について,子供から大人
まで,丁寧に工夫しながら説明する姿が見られ,大変好評であった.



地震・復旧・元気な高専

○2005年11月19日
○長岡工業高等専門学校/機械力学研究室,精密加工研究室
○企画実施に参加した学生名:
専攻科1年:大野一幸,金子健正
機械工学科5年:山澤優樹,近藤喜大,齋藤裕之,稗田彰布,本間健一
○来場者総数:120名
本年度開催した「メカライフの世界」展には悪天候のなか100人を超す来場客が来て
くれた.学園祭と同時開催で行ったのだが,学園祭に来た来場客のほとんどが「メカ
ライフの世界」展にも足を運んでくれた.スターリングエンジンの実演では「初めて
生で動いているのを見た」と感動していた大人や,原理について詳しく質問してくる
子供もいた.ロボットアームでは物をつかむ動作に驚いていた.また,ロボットアー
ムはNHKのニュースでも流れた.展示パネルも立ち止まって細かいところまで見てい
かれる方もいた.ただ,素通りのような方もいたので,我々学生のほうでも積極的に
説明をしたほうがよかったと思った.




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