研究発表に関する規程

(平成元年3月7日制定)
(1999年5月11日改定)
(2009年3月24日改定)
(2009年8月31日改定)

〔研究発表の内容〕
1.研究発表論文(研究発表講演会で発表される内容をまとめた原稿)は原則として未発表のものとする。
〔研究発表者の会員資格〕
2.研究発表者は原則として本会会員(正員,准員,学生員)とする。ただし,講演会の企画責任者が認める場合にはこの限りではない。
〔研究発表の採否〕
3.研究発表の採否は講演会の企画責任者が決定する。また,研究発表論文が提出された後でも,企画責任者は,講演発表原稿の内容が講演会の主旨にそぐわない場合には,研究発表を断ることがある。
〔研究発表内容の責任〕
4.研究発表の内容についての責任は著者が負うものとする。研究発表および討論に付随して生じるいかなる問題についても本会は責任を有しない。
〔研究成果の先取権(プライオリティ)/原著〕
5.未発表の研究成果を発表した場合,その内容について先取権が発生する。先取権が発生したものを原著(Prior Publication)と呼ぶ。先取権は,原著のページ数の多寡にかかわらず,それを掲載した印刷物,電子情報および電子情報媒体物が発行された日に発生する。(注:本会主催または共催の講演会で発表した研究発表論文が原著であっても,著者自身はそれを「日本機械学会論文集」または「英文ジャーナル」のいずれかに投稿することができる。)
〔著作権〕
6.講演会において発表された講演論文集,電子情報および電子情報媒体物の著作権は本会に帰属する。ただし,著作者自身が全文または一部を複製,翻訳,翻案などの形で利用する場合,あるいはネットワーク上で公開する場合,これに対して本会では原則的に異議申し立てをしたり妨げる事はしない。第三者から,複製あるいは転載に関する許諾の申請があり,本会において必要と認めた場合は,著作者に代わって本会が許諾することがある。
〔研究発表論文の作成ならびに訂正〕
7.研究発表論文は,講演会企画者が用意または指定する用紙,フォーマットにより作成する。研究発表論文提出後の訂正は,原則として本質にかかわらない単純ミスの訂正以外は認められない。
〔講演者の変更または代読〕
8.講演者の変更または代読が必要になった場合は,その理由を付して書面により申し出る。その可否は講演会の企画責任者が決める(注:代読の場合は,会場での討論において十分に回答できる者とする。その依頼は著者の責任において行う)。
〔研究発表の取り止め〕
9.研究発表取り止めを希望する場合は,その理由を付して書面により申し出る。(注:取り止めの申し出が講演論文集印刷後または電子情報媒体物作成・公開後である場合,講演会の企画責任者は当該論文の印刷・作成経費等の実費を請求することができる。)


関東学生会卒業研究発表講演会用

1.講演原稿の書き方
(1)原稿のレイアウト:別添の原稿見本を参照してください。
(2)原稿用紙のサイズ:A4判の白紙に上下各2cmの空白をとり,本文は原則として9ポイント(3.25mm)の文字を使用し,下記文字数により作成してください。
(3)表題,氏名,勤務先(邦文および英文)
 ・表題は12ポイント(4.5mm)以上の文字を使用し,1ページ目の上中央に邦文・英文の順にお書きください。
 ・邦文表題の,第一行目左端2.5cmのところに講演番号を鉛筆でご記入ください(後日本会で講演番号を貼り込みます)。
 ・邦文氏名の右には所属を丸かっこで囲んで略記し,左には会員資格を正・准・学のように書き添えてください。連名の場合には講演発表者の前に○印,指導教員の前には◎印をつけてください。
 ・英文氏名には所属機関の名称と所在地を記載してください。
(4)本 文
 ・文章は2段組とし,中央に1.0cmの空白を設けてください。
 ・文字は9ポイント程度の大きさとしてください。(2項参照)
 ・1ページあたりの文字数が片段26字(または左右8.5cm)×60行×2列=3120程度となるように,文字間隔ならびに行間隔を設定してください。
(5)図表,写真
 ・図表のタイトルならびに説明は英文(図表内を含む)で記載してください(例を参照)。
 ・図表は縮小しすぎると文字が読めなくなります。ご注意ください。

                        
(6)文 献
 ・本文中の引用箇所には,文章の右肩に小括弧を付した番号を記入し原著文献を明記してください。文献は末尾にまとめてください。
(7)差別用語の不使用
 ・原稿中にて人の身体的部分や特徴を表現する場合など,差別的な言葉は用いないよう注意してください。
(8)その他
 ・文字の読みにくい原稿,図や写真等が不鮮明な場合は書き直しを依頼します。書き直しを依頼された原稿が所定の期日までに再提出されない場合も,発表を取り消したものとして取り扱います。

2.講演原稿の提出
原稿の提出締切日は厳守願います。締切日を過ぎて提出されたものは講演論文集に掲載されず,発表が認められなくなります。
(1)CD-ROM講演前刷集用原稿:PDFファイル,A4版2段組,2枚,カラー可,ただしPDFのファイルサイズは1.2MB以内とします。ファイルにセキュリティをかけないでください。なお、司会者に事前に印刷して配布される原稿はモノクロとなる場合があります。
(2)講演論文原稿の「講演番号」については,講演プログラムの各講演タイトル横に割り振られている番号をご記入ください。なお,申込番号と講演番号は異なります。
(3)講演論文原稿のPDFファイルによる電子投稿でご提出ください。作成したPDFファイルについては,できる限り,複数のPC上で文字化け等が発生しないか確認の上,ご提出下さい。特に,講演論文原稿は必ず印刷して図の解像度などをご確認下さい。
(4)JSTデータベース用抄録は提出不要です。
3.講演に際して
(1)会場到着時刻:発表セッション開始20分前までに講演室へおいでください。
(2)講演者到着届:「講演者到着届」を講演室係に提出してください。「講演者到着届」は、講演採択通知の電子メールの下部にあります。
(3)講演時間:1題目あたり10分,討論5分,計15分です。
   講演時刻に遅刻した場合にはその講演時間の延長を認めません。講演時間は遅刻時間を差し引いた時間内で終了してください。
(4)講演の進行:講演の進行はベルで下記のごとくお知らせいたします。
    第1鈴=規定の講演終了時間5分前
    第2鈴=規定の講演終了時間ちょうど(講演終了,討論開始)
    第3鈴=討論終了(持ち時間終了)
(5)パソコン用プロジェクターをご用意いたしますのでパソコンはご持参下さい。
4.その他
なお,講演発表者は講演申込後も下記の点に十分留意願います。
講演発表申込者には,諸連絡があるので下記(1),(2)項に該当する場合は,すみやかに通知願います。
(1)連絡先の変更:講演申込書に記載した講演者の連絡先に変更が生じた場合は,直ちに関東学生会に新連絡先を通知願います。
(2)講演の取り止め:止むを得ず講演取り止めの事態が生じた場合は,すみやかにその旨を関東学生会へ電子メール、電話などで連絡の上,改めてその理由を付して必ず文書により関東学生会へ届け出てください。
(3)原稿提出後の訂正は,認めませんのでご注意ください。
(4)講演論文集原稿と著しく違った内容の講演をしていることがわかった場合は,注意するよう座長にお願いをしています。


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