産業に役立つアクチュエータ研究開発の最前線 -最新アクチュエータ要素技術からアクチュエータシステムへの展開-
[協賛 日本AEM学会,計測自動制御学会,精密工学会,日本設計工学会,日本ロボット学会,日本フルードパワーシステム学会,自動車技術会]
【趣 旨】
航空機や自動車には,推進力を発生させるためのエンジンは勿論のこと,多数存在する可動部に対して大小様々なアクチュエータが使用されています.特殊な装置・機器になると,その特殊性に合わせて既存のアクチュエータに代わって新しい原理のアクチュエータが要求されています.装置・機器開発の成否は,使用されるアクチュエータにかかっているといって過言ではありません.本講習会では,電磁,液圧,静電など様々な原理のアクチュエータについて,第一線で活躍する9人の講師がわかりやすく解説します.また,アクチュエータ開発における様々な課題を解決する手段は,共通に参考となるでしょう.一日の講習で,様々なアクチュエータについて基礎から最先端の情報まで全て学ぶことができるまたとない機会を提供します.本講習会を通して,新たな機器や駆動システムの設計・開発を目指す技術者,研究者および学生の皆様にとってきわめて有用な知見が得られるものと確信します.奮ってご参加下さい.
【題目・講師】
9.00 受付開始
9.20-10.00 「圧電アクチュエータを用いた小型位置決め機構」古谷 克司(豊田工大)
10.00-10.40 「高分子人工筋肉と医療用アクチュエータへの応用」伊原 正(鈴鹿医療科学大)
(休憩)
10.50-11.30 「タフロボット用油圧アクチュエータ」鈴森 康一(東工大)
11.30-12.10 「圧電アクチュエータを利用した液滴生成・操作」神田 岳文(岡山大)
(昼休み)
13.10-13.50 「静電アクチュエーション技術のインタフェース応用」山本 晃生(東大)
13.50-14.30 「MEMS技術によるECFマイクロ液圧源とその応用」金 俊完(東工大)
14.30-15.10 「インフォモーション工学-モーション(アクチュエータ)と情報の融合-」矢野 智昭(JAXA)
(休憩)
15.20-16:00 「アクチュエータ性能の変遷と比較」田中 豊(法政大)
16.00-16.40 「アクチュエーションで錯覚を操る」大岡 昌博(名大)
16.40-17.00 アクチュエータの総合討論
【定 員】
40名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.