イブニングセミナー(第195回) 市民の目を持つ技術者が見た原発事故の先
【開催日】
2016年5月25日(水)18.00~20.00
【趣 旨】
技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
【講演テーマおよび講師】
今月のイブニングセミナーは、「また!聞きたいスピーカーシリーズ」の第二弾として、これまでのイブニングセミナーの最高参加者を記録された後藤政志氏に再登場頂きます。
前回の講演(2011年12月第145回)は、福島事故の年の末に「原発事故が避けられない理由」で講演頂きました。
今回は、再稼働、老朽原発の問題点、廃炉基準についてなどをわかりやすく講演頂きたいと考えております。
電力自由化も始まりましたので、専門家でなくても原子力発電所の安全性等について論議する場として多くの方に参加して頂きたいと思います。
講師 後藤政志氏(NPO法人APAST理事長 原子力市民委員会委員)
次回予定:2016年6月29日(水)18.00~20.00