イブニングセミナー(第178回) 豊橋太陽光利用型植物工場IGH(Innovative Green House)の取組み
【開催日】
2014年11月14日(金)18:00-19:30
【趣 旨】
技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
【テーマおよび講師】
オランダから学んだ植物生理学より施設の設計を見直し,独自の発想で国産大玉トマト50t/10aに挑戦しています.1作目の結果は日本平均20tに対して41tを達成し,現在2作目では50t達成が見えています.今回はIGHの設計要素と日本農業の可能性についてお話させていただきます.
大門弘明(イシグロ農材株式会社開発部開発課長)