特別講演会 日本固有の文化としての1010(銭湯)
【開催日】
2012年8月4日(土)15.00~17.00
【目的および趣旨】
江戸時代には銭湯では,武士はその象徴である刀を預けることで,士農工商の身分差別無しにともに湯船に入ったが,現代では,内風呂の普及により大幅に減ったとはいえ,都内には数多くの銭湯が残っている(30年前は約2,000軒,2008年には約900軒).しかし,約23mの高さを持つ銭湯の煙突が今回の東日本大震災の影響で被害を受け,再建に費用がかかり過ぎ,廃業をするところが増えてきた.
このひとつの転機において,実際の銭湯を会場として,日本のひとつの文化としての銭湯についての講演を聞くとともに,江戸文化の様子を落語から思う.
【講演演題および講師】
(1)15.00-16.30 講演「ザ・東京銭湯」 町田忍(庶民文化研究所所長)
(2)16.30-17.00 落語「湯屋番」 高橋直裕(世田谷美術館学芸員)
【定員】
40名
銭湯の中の講演会場は貸切ですが,銭湯は通常の営業中です.
天然のラジウム温泉で透明な黒褐色の,かけ流し湯です.入浴の道具は各自ご準備下さい.
【申込方法 】
「No.12-109 特別講演会申し込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込み下さい.