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関連行事(教員協議会等)
制御工学教員協議会
・制御工学教員協議会総会
日時:11月11日(金) 13:00-13:30
場所:メインホール
・制御工学教育研究集会
日時:11月11日(金) 13:30-14:00
場所:メインホール

講師:石井和男 先生(九州工業大学)
演題:カーロボ連携大学院総合実習を通じたロボット制御教育について 〜 MATLAB/Simulinkを活用したロボカップサッカーロボットの制御〜

概要:
少子高齢化と人口減が進む日本において, 北九州市は高齢化率が25%と政令指定都市の中でも高いなど多くの課題が山積しており, その対策の柱の一つとして「地域企業の成長と新たな企業立地による高付加価値ものづくりクラスターの形成」をあげています. その中で,次世代自動車産業拠点の形成,及び,我が国をリードするロボット産業拠点の形成を担う一端としてカーロボ連携大学院が位置づけられています. 平成25年に開設したカーロボ連携大学院では, 座学とともにロボット・自動車を活用した総合実習を実施しており, 著者らはロボカップサッカーロボットを題材として, MATLAB/Simulinkを活用した移動ロボットの制御に関する実習を行っています. 数値計算用のソフトウェアとして開発されたMATLABは,多様なToolboxで拡張されながら, ArduinoやRaspberry Pi,スマホ等の小型計算機にも対応し, 直接ハードウェアのプログラミングができる段階に至っています. 本講演では,カーロボ連携大学/移動ロボット制御総合実習について報告し, 制御工学分野への話題提供とさせていただきます.

講師略歴:
1969年4月生まれ.1996年9月東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(博士(工学)),同年10月東京大学生産技術研究所研究員,同年12月九州工業大学情報工学部講師,助教授,同大大学院生命体工学研究科准教授を経て2011年4月より教授,現在に至る.水中ロボット等のフィールドロボットの研究開発,ロボカップ等のロボット競技会へ参加中.
日本学術会議IFAC分科会活動報告
日時:11月11日(金) 15:30-16:00
場所:メインホール

講師:淺間一 先生(東京大学)
演題:IFAC World Congress 2023の横浜開催決定報告および今後の日本のIFACの活動計画について

概要:
2016年6月にIstanbulで行われたIFAC (International Federation of Automatic Control)のCouncil Meetingにおいて, 2023年のWorld Congressを横浜で開催することが決定された. その経緯と,現時点での開催計画について報告する. また,今後,日本のIFACの活動をさらに活発化し,それを戦略的,継続的に行うために, 自動制御連行講演会と連携して,自動制御に関する横断的な組織とシステムを構築することを提案する.