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講演申し込み


講演申し込みを締め切りました.
たくさんの申し込みをいただき感謝いたします.
(受付期間:3月7日(金)〜4月11日(金)
4月25日(金)



     【今後のスケジュール】

      ・講演申込締切:4月25日(金)

      ・採択通知:   4月30日(水)までにご連絡します

      ・原稿提出締切: 5月30日(金)締切厳守での提出をお願いします


オーガナイズドセッション(以下のOS-01〜OS-21)一般セッション(GS)およびポスターセッション(PS)における研究発表を募集いたします.

なお,PSでの発表は,講演申込登録時に学生員,准員および修士課程(博士課程前期)修了後1年目の正員のいずれかに限るものとし,発表者から「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」を表彰します.詳細はhttp://www.jsme.or.jp/shou6.htmを参照してください.

また,OSとGSの講演者の内,生年月日が1979年4月1日以降の若手研究者を対象として,優れた発表について「材料力学部門優秀講演表彰」を選考し,表彰します.

PS フェロー賞対象ポスターセッション
ポスターセッションの直前に,1件につき3分程度のミニトークセッションを設けます.

GS 一般セッション

OSテーマ/オーガナイザー

OS01 HCP金属の実験力学と計算力学
眞山 剛:熊本大学 浜 孝之:京都大学
只野裕一:佐賀大学
近年、マグネシウムやチタンなどのHCP金属が注目されている.HCP金属は結晶レベルの異方性が著しく、さらに双晶が主要な変形機構である.そのため立方晶金属とは挙動が大きく異なり、その変形メカニズムは十分理解されていない.本OSは、HCP金属の材料力学の体系化を目的として、その変形挙動を実験および理論の両面から議論する.

OS02 マルチフィジックス・マルチスケール解析技術の高度化
泉 聡志:東京大学 因幡和晃:東京工業大学
林 眞琴:茨城県企画部
マルチフィジックス・マルチスケール解析に関係する実験・シミュレーション・計測技術に関する議論・情報交換を行います.ただし、マルチフィジックス・マルチスケールを解析する研究に限らず、扱っている現象の複雑さを論じる研究など幅広く議論の対象とします.各種連成解析、陽解法・衝撃解析、接触解析、原子レベル解析、解析の品質保証、産学連携など幅広い話題を大学・研究機関及び産業界より募集します.

OS03 接合体の強度評価と特異応力場の解析
古口日出男:長岡技術科学大学 野田尚昭:九州工業大学
池田 徹:鹿児島大学 宮下幸雄:長岡技術科学大学
特性の異なる材料を接合して作成される異材接合体は,界面端に発生する特異応力場により,その強度が低下する.強度評価に必要な特異応力場を特徴付ける特異性のオーダと特異応力場の強さを求めるには様々な手法がある.ここでは,接合体の強度評価の実験および特異応力場の解析に関する最新の研究成果を集めて議論する.

OS04 薄膜・コーティングの力学特性と微視組織
山崎泰広:新潟工科大学 荒井正行:東京理科大学
脇 裕之:岩手大学 朱 世杰:福岡工業大学
山岸郷志:長岡技術科学大学
機能性付加や特性向上を目的として薄膜・コーティングの適用が拡大しているが、それらの特性向上を図るためには各種力学的特性や微構造を十分理解するとともにその発現機構を明らかにする必要がある.本オーガナイズドセッションにおいては、この分野に関する様々な研究成果を募集し、産学からの多面的な最近の成果と討論とを行う.

OS05 微視構造を有する材料の変形と破壊
河井昌道:筑波大学 大野信忠:名古屋大学
東郷敬一郎:静岡大学 佐々木克彦:北海道大学
材料性能の発現メカニズムや予測方法を材料の微視的な構造やその階層性に着目して理論的および実験的に追求する材料力学問題に多くの関心が寄せられています.本OSでは,材料の種類によらず,微視構造を有する材料の変形と破壊に関する理論,実験,解析に関する研究成果を異なるスケール(マクロ・ミクロ・ナノ)について広く持ち寄り,情報交換を行うことを目的とします.

OS06 生体材料と細胞・組織の力学
東藤 貢:九州大学 東藤正浩:北海道大学
山田 宏:九州工業大学 大橋俊朗:北海道大学
小林訓史:首都大学東京 田中基嗣:金沢工業大学
生体は細胞と組織で構成されており常に力学的環境下に晒されている.細胞はその機能発現において力学刺激の影響を強く受け,組織は各役割に応じた力学応答を示すことが知られている.一方,生体内で使用される医用材料にとっては,細胞や組織との力学的適合性が重要である.細胞,組織,生体材料の力学挙動を統一的に理解し医学への応用を目指すことが生体材料力学の役割である.本セッションでは,細胞,組織,生体材料の力学に関連する最新の研究成果についての情報交換と議論の場を提供する.

OS07 先端材料システムの力学とメゾスケールモデリング
荒井政大:信州大学 成田史生:東北大学
倉敷哲生:大阪大学 真田和昭:富山県立大学
各種複合材料や圧電材料,磁性材料などの先進的な材料の力学的特性評価に対する実験的/数値解析的なアプローチを中心として,幅広い内容に関する講演を募集する.

OS08 供用エネルギーおよび化学プラント機器の経年変化と健全性評価
北条公伸:三菱重工業 渡辺 豊:東北大学
高橋宏治:横浜国立大学 鹿島光一:電力中央研究所
野村友典:関西電力 堂崎浩二:日本原子力発電
齋藤利之:東芝 町田秀夫:テプコシステムズ
宮崎克雅:日立製作所
発電機器などのエネルギー機器および化学プラント機器においては、機器材料の経年変化による劣化現象を解明して評価技術として確立し、これを安全かつ合理的な保全・運転管理等に反映させることが重要である.本OSでは、各種経年劣化事象のメカニズム、破壊力学等に基づく欠陥評価、実機構造物への適用性評価、維持規格など規格基準への反映などについて、最新の成果・知見を情報交換し、議論することを目的とする.

OS09 形状記憶材料の開発,特性評価,および応用
池田忠繁:名古屋大学 北村一浩:愛知教育大学
戸伏壽昭:愛知工業大学 稲葉忠司:三重大学
松井良介:愛知工業大学
形状記憶材料は,形状回復やエネルギ散逸などの機能を有するため,医療,航空・宇宙,生活関連など様々な分野に応用されている.本OSでは,形状記憶材料のさらなる高機能化や複合化,新たな応用および機能特性評価についての研究発表を幅広く募集し,有益な情報交換の場を提供することを目的とする.

OS10 水素社会を支える材料強度学
吉川暢宏:東京大学 小茂鳥潤:慶應義塾大学
村井一恵:慶應義塾大学
燃料電池自動車の普及には高圧水素供給インフラが不可欠です.その設計にあたっては、いわゆる水素脆化の懸念から、現状では非常に保守的な規制が課されており、製造コストを押し上げる結果となっています.信頼性と経済性を両立させる合理的な判断を行うために、材料強度学への期待が高まっています.課題を整理し解決策を議論するため本OSを提案します.

OS11 ナノ・マイクロの視点からの力学と物性
平方寛之:大阪大学 澄川貴志:京都大学
兼子佳久:大阪市立大学 中村篤智:名古屋大学
嶋田隆広:京都大学
本セッションでは,ナノ・マイクロの視点からの新たな変形と破壊の力学の構築,および力学特性と他の物性とのマルチフィジックス問題の解明を目指し,ナノ・マイクロ材料やナノ・マイクロ構造を有する材料の力学と物性を対象とした実験・解析研究,ならびにそれらを応用した新規機能デバイスの創製等について議論を行う.

OS12 3次元画像を利用した材料評価・設計技術の最前線
桑水流理:福井大学 戸田裕之:九州大学
X線CTやシリアルセクショニングなどの3次元画像は,材料内部あるいは表面のミクロ/メゾスケールの欠陥評価に大きな革新をもたらしている.イメージベースシミュレーションと併用すれば,詳細な力学的評価も可能であり,材料の変形・破壊挙動等を3次元で厳密に評価できる.本セッションでは,3次元画像を応用した技術に関連した研究発表を広く募集する.

OS13 機能性材料・構造物の力学に資する数理・数値解析の発展
渋谷 嗣:秋田大学 樋口理宏:金沢大学
河村隆介:宮崎大学
応用数学を用いた数理解析法および有限要素法等に代表される数値解析法が機能性材料・構造物の力学挙動を解明するためにどのように発展し、どのような成果が得られているのか、またどのような問題が残されているかについて議論・検討を行い、それらの最前線を探るセッションとする.

OS14 炭素繊維強化熱可塑性樹脂複合材料の輸送機器への応用
岡部朋永:東北大学 仲井朝美:岐阜大学
山本 智:豊田中央研究所
炭素繊維複合材料が金属材料の代替となるためには、従来のCFRPの欠点であった高速成形性、易二次加工性およびリペア・リサイクル性を備えた革新的なCFRTPを開発するとともに、輸送機器部材開発に必要な材料特性を明確にすることが必要である.そこで本OSでは、炭素繊維強化熱可塑性樹脂複合材料の輸送機器への応用に関する議論を行う.

OS15 微細材料の形態操作と先端計測
燈明泰成:東北大学 坂 真澄:東北大学
笹川和彦:弘前大学
優れた力学特性と幾何学的優位性を有する微細材料を有効活用するためには、当該材料の形状や特性を所望のものに変更する必要があります.本セッションでは、微細材料の力学特性の変更をはじめとする各種形態操作技術と微細材料の機能の探求のための先端計測技術に関する講演を広く募集し、微細材料を有効活用するための方策について議論します.

OS16 次世代エネルギーシステムの信頼性および耐久性
佐藤一永:東北大学 鹿園直毅:東京大学
古山通久:九州大学 荒木稚子:埼玉大学
井口史匡:東北大学 橋田俊之:東北大学
近年の燃料電池等の高性能創電技術やリチウムイオン電池等の蓄電技術は著しく進歩している.今後、それらが従来のエネルギー変換技術の代替となるためには、電気的な性能のみならず長期的な信頼性・耐久性確保を踏まえた設計開発手法の確立が重要である.そこで本OSでは、現在、研究・開発が進む電気化学デバイスを中心に長期信頼性・耐久性の確保に向けた幅広い議論を行う.

OS17 異分野の研究に耳を傾けよう! 複合材・接着接合・超高速衝撃・衝撃、真の混合セッション
西田政弘:名古屋工業大学 日下貴之:立命館大学
佐藤千明:東京工業大学 川合伸明:熊本大学
渡辺圭子:立命館大学 山田浩之:防衛大学校
小林秀敏:大阪大学
これまで,複合材,接着接合,衝撃といった分野は,別々のOSとして設定される場合がほとんどでした.今回,それらの研究者が一つのセッションで分野の枠を超えて,さらにランダムに発表することにより,異分野の研究に学び,新たな研究のヒントや刺激,新展開を見出そうとする試みです.新たな形の情報交換の場となることを期待しています.

OS18 溶射・コールドスプレー技術とそのミクロ組織・機械的特性
小川和洋:東北大学 福本昌宏:豊橋技術科学大学
榊 和彦:信州大学
溶射およびコールドスプレー皮膜は,基材材料の保護皮膜として,多くの構造物に利用されている.これらの皮膜の健全性を確保するためには,皮膜のミクロ組織,機械的特性を把握する必要がある.本OSにおいては,溶射・コールドスプレー皮膜の形成とそのミクロ組織・機械的特性評価に関し,講演を募り,議論を行う.

OS19 復興を支える材料力学
小沢喜仁:福島大学 高橋隆行:福島大学
東日本大震災および原子力発電所事故からの復興の取り組みなめざましいものがある.本OSにおいては、主として産学連携による復興への先進的な取り組みを取り上げ,機械工学なかでも材料力学の果たす役割について議論する.

OS20 再生可能エネルギーと材料力学
小沢喜仁:福島大学 佐藤一永:東北大学
島田邦雄:福島大学
エネルギー問題が再び人類の課題として顕在化し,再生可能エネルギーや省エネルギー機器の開発においては材料力学の課題となる問題が多い.本OSにおいては,太陽光発電,風力発電,バイオマス発電などの機器開発における取り組みや省エネルギーの最先端技術開発と材料力学との関係について取り上げ,情報交換を行う.

OS21 材料の疲労挙動と損傷評価
高橋宏治:横浜国立大学 堀川紀孝:旭川工業高等専門学校
植松美彦:岐阜大学工学部
大型発電施設からマイクロマシンまで,機械構造物の安全性確保のためには,それらの機器を構成する材料の疲労強度や疲労き裂進展機構など,疲労挙動を把握しなければならない.さらに実機では,一般的な疲労挙動のみでなく,疲労にともなう累積損傷の検出や定量評価も重要な研究課題となる.そこで本OSでは,材料の疲労挙動と損傷評価に関する議論を行う.