趣旨
内燃機関シンポジウムは,車両をはじめとする各種パワートレインの健全な発展を図るために,エンジンシステムの先進技術に関する情報交換の場を提供することを目的として,日本機械学会と自動車技術会の共催により1970年から開催しているものです.2016年度は第27回となり,日本機械学会エンジンシステム部門が主担当となり開催いたします.
内燃機関の研究開発も大きく動こうとしています.乗用車用エンジンの世界ではSIPのプロジェクトで50%の熱効率が目指され,また船の世界ではGHG排出規制が本格化するなど,効率改善に関する大きな挑戦が始まっていますが,この達成にはイノベーションが不可欠となっています.本シンポジウムにおける活発な議論を通じて,企業,大学,研究所等に属する研究者,技術者,学生の交流を図り,エンジンシステム技術の発展に貢献したいと考えております.エンジンシステム部門の皆様におかれましては,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.
第27回内燃機関シンポジウム実行委員長 畔津昭彦
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