日本機械学会2007年度年次大会 市民フォーラム

生き生き!自立生活〜機械工学による介護支援・生活支援

(技術フォーラム,パネルディスカッション,機器展示,実験住宅見学会)


 近年の少子・高齢化社会への移行に伴い,福祉医療分野での省力化・自動化の必要性が年々高まっています.福祉医療・介護機器の開発には機械工学分野からのアプローチだけではなく,医療分野や行政・地域社会といった社会全体での取り組みが必要になります.本企画は福祉医療・介護機器を最前線で研究・開発する研究者に最新の研究状況や使用する側の対応や今後の展開などをご講演いただくとともに,パネルディスカッションにより地域の市民の方とともに問題を考える企画です.特に今回は市民の方により具体的に感じていただけるように,実証住宅見学や機器展示といった直接介護支援・生活支援機器に触れることができる総合的な市民フォーラムです.お気軽にご参加ください.

主 催:(社)日本機械学会
企 画:機素潤滑設計部門,ロボティクス・メカトロニクス部門,バイオエンジニアリング部門,機械力学・計測制御部門,関西大学先端科学技術推進機構
日 時:[技術フォーラム,機器展示]平成19年9月9日(日) 13:00〜16:00
     [実験実証住宅見学会]平成19年9月8日(土) 9.30〜16.00,9日(日) 9.30〜12.00
場 所:関西大学 千里山キャンパス(吹田市) 100周年記念会館
  (大阪府吹田市山手町3-3-35,アクセスマップはhttp://www.jsme.or.jp/2007am/access.htm)
  [技術フォーラム,機器展示]:関西大学100周年記念会館
  [実験実証住宅見学会]:関西大学月が丘住宅(QOL改善提案モデル)
参加費:無料
本市民フォーラムの項目
 ・技術フォーラム:「機械工学から見た介護・生活支援」
 ・パネルディスカッション:「快適に生活するための介護・生活支援工学への期待」
 ・学術フロンティ事業による実験実証住宅見学会
 ・介護支援・生活支援機器展示会(機器のデモあり)

プログラム(技術フォーラム・パネルディスカッション)
[司 会]辺見信彦(信州大学)
13:00〜13:05 吹田市よりご挨拶
13:05〜13:25 講演1
「インテリジェント車いす(ハイテク盲導犬)の実用化を目指して」
森 英雄 氏 (ロッタ有限会社,山梨大学工学部名誉教授)
13:25〜13:45 講演2
「介護支援及び生活支援における工学機器の開発・運用の意義 -歩行訓練・転倒予防を中心に-」
石田 健司 氏 (高知大学医学部リハビリテーション部)
13:45〜14:05 講演3
「他動訓練機器の開発にみる医工連携について」
四宮 葉一 氏 (松下電工株式会社 新規商品創出技術開発部 電器開発部)
14:05〜14:25 講演4
「車いす及び義手の開発」
川村 慶 氏 (川村義肢株式会社)
14:25〜14:45 講演5
「身体障害に対する生活支援機器−リハビリテーション医学の立場から−」
尼寺 謙仁 氏 (和歌山県立医科大学附属病院 リハビリテーション科)
14:45〜15:05 講演6
「介護・福祉機器の相談現場から」
中島 悦子 氏 (大阪府立介護情報・研修センター)
  休憩(10分間)
15:15〜16:00 パネルディスカッション
「快適に生活するための介護・生活支援工学への期待」
[司 会]小野栄一(産業技術総合研究所)
 技術セミナー講師の先生方をパネリストとして

機器展示
出展企業一覧(順不同)
川村義肢株式会社 ナブテスコ株式会社 スキューズ株式会社 ウエルネット研究所
株式会社フォトロン 株式会社ディテクト 株式会社ディケイエイチ ニッタ株式会社 
セコム株式会社 株式会社ベルテックジャパン  穂高電子株式会社  日本光電関西株式会社 
有限会社エスアンドエムイー GMS株式会社  キッセイコムテック株式会社  NEC三栄株式会社 
日置電機株式会社 小野測器株式会社  グラフテック株式会社  ユーテック株式会社 
株式会社マトリックス 松下電工株式会社    

実験実証住宅見学会
学術フロンティ事業による実験実証住宅見学会(詳細はこちらへ)

問い合わせ先:
  この市民フォーラム全般について
    信州大学工学部機械システム工学科 辺見信彦,E-mail: henmishinshu-u.ac.jp
  開催場所,見学会について
    関西大学システム理工学部機械工学科 倉田純一,E-mail: kurataipcku.kansai-u.ac.jp

  


TOPページへ